第160回目は「ジュマンジ」です。
出典Amazon.co.no
皆さんはボードゲームはお好きですか?
私は子供の頃に、よく人生ゲームで遊びました。
当時は色んな種類のボードゲームが販売されていました。
億万長者ゲームなんていうモノポリーみたいなのもありました。
手作りで双六をを作って遊んだりもしました。
止まったマスに書いてあること(対外ロクでもないことが書いてある)を実行しなければならない地獄双六を楽しんでいました。
そんなボードゲームファンが一度は遊んでみたいゲームが「ジュマンジ」です。
物語は1969年から始まります。
主人公のアラン・パリッシュは製靴工場を経営する家庭の御曹司であった。
しかし、アランはイジメにあったり、父親と折り合いが悪かったりで、鬱屈した日々を過ごしていた。
ある日、工場の拡張工事現場で、アランは「ジュマンジ」と書かれたボードゲームを発掘する。
アランと友達のサラ・ウィットルはゲームを始めてしまう。
ゲームは双六タイプで、サイコロを振ると自動でコマが進む。
コマが止まると盤面に文字が浮かび、書かれたことが現実になってしまう。
アランはゲームによってジャングルへと飛ばされてしまう。
サラは怯えて、ゲームを放置して逃げてしまう。
それから26年後、空き家になったパリッシュ邸に新たな家族が引っ越してくる。
ジュディとピーターの姉弟は屋根裏で「ジュマンジ」を発見する。
果たしてジュディとピーターはゲームをクリアできるでしょうか?
アランの運命は?
是非一度、観てみてください。
この映画は私は何度か観ていますが、かなり面白いです。
お子様や家族と観るには、もってこいの映画です。
特に動物好きの人にはお勧めです。
猿や象、サイ、ライオンなど様々な動物が大暴れします。
その他にもジュマンジのせいで、大雨が降ったり地震が起きたりして楽しめます。
街中にジャングルが現れるとどうなるかという仮想体験ができます。
「ジュマンジ」によって引き起こされる現象は誰かがゴールして「ジュマンジ!」とコールするまで元に戻りません。
104分と短い映画ですが、起承転結がしっかりしていて密度の濃い作品になっていると思います。
テーマは冒険を通じて、少年が成長して大人になって、親を超えるというものです。
親と理解し合えると言った方が良いかもしれません。
子供向けの映画と言えなくもないですが、大人も少年時代に冒険していた頃を思い出させてくれます。
「ジュマンジ」の正体は一切語られませんが、そんなことはどうでも良いくらい面白いです。
是非、童心に帰って観てみてください。
この映画を私は当時の彼女(現・妻)と公開当時、映画館で鑑賞しました。
日本人は割とコメディでも静かに鑑賞しますよね。
笑う時でも、ちょっと遠慮したりしませんか?
その日の「ジュマンジ」の上映中も、みんな静かに鑑賞していました。
ところが映画の後半、後ろの席の数人のおばあさんが、突然映画にツッコミを入れました。
その瞬間に映画館は大爆笑となりました。
気を良くしたおばあさんたちは、そのあともツッコミを入れまくり、映画館を爆笑の渦に巻き込んでいました。
マナー的には余り良くはないと思いますが、お陰で気兼ねなく笑って映画を観ることができました。
最後には一緒に「ジュマンジ!」と言いたくなるくらい気分は盛り上がっていました。
私にとっては懐かしい作品です。