カズマの一期一映日記

映画の感想と雑談

アイランド

 

 

第147回目はアイランドです。

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2005年のアメリカの近未来SF映画です。

 


*以降ネタバレ注意です。

 


*かなりネタバレです。

 


物語は近未来の2019年(現実には過去になってしまいましたが)地球の大気は汚染されて、人間は閉ざされたコロニーで生活していました。

 


徹底管理された退屈なコロニー生活に、鬱屈した日々を過ごす人々にも唯一の希望がありました。

 


それは汚染を免れた唯一の土地「アイランド」に行くことです。

 


しかし、アイランドに行くためには抽選に当選しなければなりません。

 


主人公リンカーン・6・エコーは毎回抽選にハズレて落ち込む日々を過ごしていました。

 


リンカーンの唯一の楽しみは同じコロニーの女性ジョーダン・2・デルタと会話をすることだけです。

 


しかし、コロニーでは男女の接触は禁止されています。

 


ある日、コロニーの外から蛾が入り込んで来ました。

 


本当に外の世界は汚染されているのか?

 


リンカーンは疑問を抱きます。

 


そして、リンカーンは驚愕の事実を知ってしまいます。

 


果たしてリンカーンはアイランドに辿り着けるのか?

 


コロニーの秘密とは?

 


是非一度観てみてください。

 


近未来SFとしては非常に面白い作品でした。

 


設定が2019年で生憎と現在は科学がそこまで進歩していないので、2039年とかだったら良かったのではないでしょうか。

 


さほど目立った様な未来描写は少ないので、ほんの少し未来という感じです。

 


ケーブルカーの様な電車が空中を走っていたり、登場する飛行バイクが最先端技術という感じがします。

 


コロニー内は健康管理が行き届いたハイテク施設になっています。

 


医療関係はかなり未来的です。

 


トイレをしただけで健康診断が出てきます。

 


介護施設や老人ホームなんかが、未来ではそうなっているかもしれませんね。

 


私的には、勝手に健康診断されて強制的に食事制限もされたんじゃ、息苦しくてたまりません。

 


しかし、健康のためならば我慢するしかないのかも。

 


コロニーにはスポーツジムや娯楽施設も完備されていて、快適そうです。

 


洗濯も自動でやってくれるし、食事はあまり美味しくなさそうな食堂で栄養管理もバッチリです。

 


自由がない以外は何不自由のない暮らしです。

 


ある種の理想郷かもしれません。

 


遥か未来にはそんな暮らしが待っているかもしれませんね。

 


さて、中でも進んでいるのがクローン技術です。

 


臓器移植や怪我の治療に役立てています。

 


映画の中では企業が「クローン細胞を培養して臓器を生成しますが、植物のような物なので気を使わないで下さい」という説明をします。

 


とは言え、生きていると思うと気持ち良くはないですね。

 


現代でもiPS細胞などで臓器を複製するという研究が進んでいるそうです。

 


一方、卵子から生成するES細胞は人道的、人権的な問題から否定されています。

 


ひと昔前にSTAP細胞というものも話題になりました。

 


小保方晴子さんの「STAP細胞はあります」の言葉が印象的でした。

 


結局のところ、論文の偽造やらなんやらで、STAP細胞は認められませんでした。

 


というか、STAP細胞は発見できませんでした。

 


小保方晴子さんは確か学位を剥奪されて追放されたはずです。

 


当時、私は密かに小保方晴子さんを応援していました。

 


厳密には小保方晴子というよりはSTAP細胞に期待していた、という感じでした。

 


STAP細胞があれば救われる命があるというならば、見つけて欲しいと願っていたのです。

 


世間では小保方晴子さんが世界を騙したという雰囲気でしたが。

 


それでも私はSTAP細胞を信じたかったのです。

 


私は医学の知識も責任も何もありませんが、一応言っておきます。

 


STAP細胞はあります」

 


誰か発見してください。

 


話が大分ズレましたが、STAP細胞がダメならES細胞しかありません。

 


iPS細胞は危険らしいので。

 


しかし、問題は倫理観です。

 


もし、私が臓器移植が必要で、ドナーがいないとなれば、ES細胞でなんとかして欲しいと思います。

 


残念ながら、私は生に執着している方なのです。

 


しかし、この映画を観てしまうと、そんな気分にはなれないですね。

 


こんな私でも「生きるためなら何でもする」とはいかない様です。

 


クローン技術などは完成しない方が良いのかもしれません。

 


やはり神の領域と言いますか。

 


人の心に悪魔を生んでしまうような気がします。

 


やっぱり未来はサイボーグ化ですね。

 


医療がもっと早く進歩しますように。

 

 

キング・コング

 

 

第146回目はキング・コングです。

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2005年のアメリカとニュージーランドの合作映画です。

 


*以降ネタバレ注意です。

 


*ラストまで語ってしまいます。

 


この映画は1933年の「キング・コング」のリメイクです。

 


舞台は1930年代、映画監督カール・デナムは脚本家のジャック・ドリスコルや舞台女優のアン・ブロウを伴って未知の島、髑髏島にロケに向かう。

 


そこには謎の原住民と、独自の進化を遂げた巨大生物が生息していた。

 


そこでアン・ブロウは原住民に拐われ、キングコングの生贄にされてしまう。

 


果たしてアンの運命は一体どうなってしまうのか。

 


興味があったら観てみてください。

 


この映画が187分と長めです。

 


私としては冗長に感じました。

 


前半が映画制作とラブロマンス、中盤が髑髏島の冒険、終盤はキング・コングと人間の戦いとなっています。

 


良く言えば、充実した内容と言えますが、チョット展開が遅い気がしました。

 


前半なんかは本当にキング・コングなのかなというくらい普通に売れない映画監督と売れない女優の物語です。

 


髑髏島では謎の原住民と一悶着ありますが、パタっと突然居なくなります。

 


チョット不思議です。

 


髑髏島には独自に進化した恐竜や巨大昆虫などがウジャウジャ居て、怖いやら気持ち悪いやらです。

 


その中でも、1番驚いたのが、キング・コングです。

 


言わずと知れた巨大なゴリラなのですが。

 


その体長は7.5m……。

 


小っさ!

 


意外と小さいな。

 


私にとってキング・コングと言えば、ゴジラと戦っていた記憶しかなかったので、推定体長は40m〜50mくらいあるイメージでした。

 


それからするとかなり小さい。

 


実際のゴリラの5倍の大きさなので、相当大きいのですが、意外なサイズでした。

 


そうなってくると、ちょっと大きなゴリラのキング・コングよりも、恐竜やら巨大昆虫の方が価値があるし、捕獲しやすかったのではないだろうか?

 


何もキング・コング固執するようなものでもないように思います。

 


それはさておいて、キング・コングがアン・ブロウをペットの様に可愛いがるところに共感を得ました。

 


私が愛猫のミュウを可愛がっている様なものでしょう。

 


キング・コングをただの怪獣扱いしていないところは評価が高いところだと思います。

 


アン・ブロウに対する異常な執着は、愛情なのかとさえ思えてきます。

 


観ていくと次第に感情はキング・コングに移入されていくかもしれません。

 


間違いなく後半の主人公は、キング・コングなのです。

 


そう感じたならばこの映画は成功と言えるでしょう。

 


この映画は人間のエゴによる希少生物の乱獲や絶滅を警告するメッセージが込められていると思います。

 


見世物にするため無理矢理アメリカに連れて来て、制御できなくなれば攻撃するのだから気の毒な話です。

 


被害者が出て、人命に関わるので殺処分はやむを得ないとは思いますが。

 


人間が招き入れたのだから、無責任だと思います。

 


勝手にやって来たゴジラとは訳が違います。

 


ペットを飼ったら、なつかなかったから処分しました。

 


という感じです。

 


髑髏島なんて、そっとしておけば良かったのです。

 


まったく、カール・デナムなんて損害賠償で、破産してしまえば良いのです。

 


ラストのカールのまるで責任転嫁のセリフにも怒りを禁じ得ません。

 


ですが、そこにこの映画の魅力があるのかもしれません。

 


キング・コングは有名な作品なので、一度は観ておきたい作品です。

 


さて、念のために1933年のオリジナル版「キング・コング」も観てみました。

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古すぎてキツいかなと思いましたが、割とスンナリ観れました。

 


制作年度を考えればかなりクォリティーが高くオシャレな映画だと思います。

 


こちらは100分と短めで、話のテンポは悪くありません。

 


ただし、内容がただの怪獣映画になってしまっています。

 


キング・コングに愛情を見いだすには短すぎる様です。

 


資料的価値は高いと思いますが、作品としてはリメイク版の方が完成度が高いと言わざるを得ないでしょう。

 


我ながら、長くても短くても文句を言うのだから、困ったものです。

 


両方観た結果としては、リメイク版はオリジナルを完璧以上に再現した物と言えるでしょう。

 


観るならば断然、リメイク版をお勧めしておきます。

 

 

キングダム・オブ・ヘブン

 

 

第145回目はキングダム・オブ・ヘブンです。

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2005年のアメリカ、イギリス、ドイツ、スペイン合作の歴史映画です。

 


*以降ネタバレ注意です。

 


実話を基にした十字軍の映画です。

 


十字軍、英語ではクルセイダーです。

 


響きがどちらも格好良いです。

 


歴史的には有名な十字軍ですが、題材にしている映画はほぼありません。

 


十字軍の映画と言えばキングダム・オブ・ヘブンだけではないでしょうか。

 


なぜ十字軍の映画が少ないのか。

 


私の想像では十字軍が正義を欠いていたからではないかと思っています。

 


聖地エルサレムの奪還を大義名分としていますが、その実態は殺戮と略奪が主だったように思います。

 


そもそもエルサレムキリスト教徒の物じゃないだろうという感じです。

 


どちらかと言えば、主人公に相応しいのはイスラム軍の指導者サラディンの方だと思います。

 


残念ながらサラディンが主人公の映画も無いと思います。

 


さて、物語は十字軍がエルサレムを占拠して100年後1184年の話。

 


フランスで鍛冶屋を営んでいるバリアンは子供と妻を亡くし、悲嘆に暮れていました。

 


そんな時、イベリンの領主ゴットフリーに十字軍に誘われます。

 


聖地エルサレムに行けば神に許されると考えたバリアンは十字軍に参加します。

 


騎士となったバリアンは船で遭難したり、イスラム教徒に襲われたりと苦難を乗り越えて、エルサレムへと辿り着きます。

 


しかしエルサレムでは更なる苦難がバリアンを待ち受けていました。

 


当時のエルサレムキリスト教徒のボードゥアン4世が治めていました。

 


ボードゥアン4世はイスラム教徒との共存を維持しており、イスラム教徒のサラディンとは友好的でした。

 


しかし、ボードゥアンは病気で、余命幾ばくもなく、彼の死後は主戦論派のギーが実権を握ることになる。

 


そうなればイスラム教徒と再び戦争に突入することになります。

 


果たしてバリアンはエルサレムを守ることが出来るでしょうか。

 


是非、観てみてください。

 


ディレクターズカット版では194分と長めの映画ですが、割と話がトントン拍子で進むので飽きさせない展開になっています。

 


ちょっと出来過ぎかなという気もしますが、ドラマティックで面白いと思いました。

 


基本はキリスト教徒対イスラム教徒なので、敵がサラディンということになるのですが。

 


共存派と交戦派の派閥との戦いが見どころとなっています。

 


そう単純な話ではありませんが、イスラム教徒の方が善玉というか温和な作品は珍しい。

 


特にサラディンの英雄ぶりは見事だと思います。

 


サラディンに対抗するバリアンもなかなかいい役どころです。

 


実話としてこんな出来事があったとすると感動的です。

 


エルサレムの街も美しく描かれています。

 


中東の風景は私にはロマンティックに見えます。

 


度々ある合戦シーンも迫力があって良いと思います。

 


陣形なども凝っている感じがして、説得力があります。

 


終盤の攻城戦は映像的にも新しい感じがしました。

 


投石機やバリスタなどの攻城兵器の使い方も上手く演出されていると思います。

 


歴史ものとして、十字軍映画として充分な見応えのある作品でした。

 


ところで、私が十字軍という言葉を初めて知ったのは、秘密戦隊ゴレンジャーの敵、黒十字軍でした。

 


歴史の授業で十字軍を習ったときは、真っ先に黒十字総統の顔が思い浮かびました。

 


全然関係ありませんが、十字軍も黒十字軍も悪の組織であるという点では、あまり変わりがないように思います。

 

 

保護猫カフェ・ウリエル

 

 

保護猫カフェウリエルに行ってまいりました。

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出典cafeuriel.com 


妻がウチのミュウにそっくりな猫がいるとネットで発見したことがキッカケでした。

 


そう言われると是非会ってみたいと思いました。

 


残念ながら、いや幸いなことに、その猫は里親に引き取られて、すでにカフェにはいませんでした。

 


しかし、それでも店内には40近くのネコが居るそうです。

 


年齢も体格も模様も様々なネコが、自由にゆったりと過ごしているので、ほっこりしました。

 


どのネコもかわいいですが、ネコによっては保護されるまでに過酷な環境でいた様な雰囲気の残るネコもいました。

 


しかし、どのネコも人間に心を許している様なので、幸せそうです。

 


どうか良き里親が見つかることを祈っております。

 


私達夫婦も、もしかしたらミュウのパートナーを見つけて帰る可能性を考えておりましたが、残念ながらキュピーンと来るネコには出会えませんでした。

 


みんな可愛かったですけどね。

 


若干私はホッともしていました。

 


実は私は多頭飼いはしたくなかったのです。

 


その昔、知人が2匹目を飼い出したところ、先住ネコがストレスで亡くなってしまったという事件があったのです。

 


なので、ミュウには申し訳ないですが、家族は私たち夫婦だけということになります。

 


もちろん、ミュウにふさわしいパートナーが見つかれば考えないでもないですが、今回は見つかりませんでした。

 


最近では里親になるにも審査があったり、先住ネコとの相性なども厳しく精査していただける様なので、不幸なことは起こらないとは思います。

 


ですが、私たち夫婦も飼い主としては未熟なので、ミュウだけで精一杯かなと思っています。

 


さて、世の中にはネコを保護したり、里親を探したりする立派な人たちがいるものですね。

 


保護猫カフェというのも里親とのコミュニケーションが取れたりして、良い施設だと思います。

 


じっくりネコとお見合いも出来ますし。

 


カフェの環境もネコにとって快適な様に感じました。

 


店員さんの愛情を感じます。

 


きっと里親にもらわれたネコも、まだそうでないネコも幸せに違いありません。

 


ネコが好きな方、飼ってみたい方は一度

保護猫カフェウリエルに行ってみてはいかがでしょうか。

 


良き出会いが待っているかもしれません。

 


何枚か写真と撮らせてもらったので、載せておきます。

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どのネコも可愛いですね。

 


でも、私は急に我が家のネコのミュウに会いたくなってしまったのです。

 


やはり一番可愛いのは我が家のミュウです。

 


保護猫カフェウリエル様の力にはなれませんでしたが、これからも保護ネコが幸せになる様に応援したいと思います。

 


あ、そうそう、店内のアンティーク調のトルコランプも素敵でした。

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次に訪れた機会には玄関用に購入したいです。

 

 

 

アレキサンダー

 

 

第144回目はアレキサンダーです。

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2004年のアメリカの伝記映画です。

 


*以降ネタバレ注意です。

 


アレキサンダー大王の生涯を後年にプトレマイオスが歴史書に記すという形で描かれています。

 


アレキサンダーは私にとって歴史上で興味を惹かれる人物のベスト10に入ります。

 


そんな人が映画になっているのは、誠にありがたいことです。

 


史実を基にしているとは言え、創作の部分も多くあるので鵜呑みにはできません。

 


差し当たり、私にはこの映画で充分です

 


しかし、173分と長めの映画ですが、物足りないというのも事実です。

 


3部作くらいになっていれば満足できる作品になったのではないでしょうか。

 


私の期待としては、アレキサンダーが大帝国を築くにあたって、戦略を駆使して戦うような戦記ものを想像していました。

 


しかし映画はアレキサンダーの内面を描くことに焦点を置いている様に思えます。

 


作品としてはそれで良かった様にも思いますが、史実上の出来事として取り上げられた部分が少ない気がします。

 


アレキサンダーマケドニアの王フィリッポスと母オリンピアスの間に産まれました。

 


問題は母のオリンピアスで、野心剥き出しでアレキサンダーを王位につけようとしています。

 


オリンピアスの存在がアレキサンダーの人生観、女性観に悪影響を与えたことは疑いようがありません。

 


良い影響は全て教師のアリストテレスから学んだ様です。

 


幼少期の見どころは乗馬のシーンです。

 


アレキサンダーが暴れ馬を乗りこなすのですが、父と母がいがみ合う中、アレキサンダーに共通の希望を見出す瞬間が描かれている様に感じました。

 


非常に美しいシーンだと思います。

 


さて、19歳で王位についたアレキサンダーは戦争に明け暮れます。

 


映画でクローズアップされているのは、ペルシアとのガウガメラの戦いです。

 


確か、マケドニア軍が4万人でペルシア軍が20万人だったと言われています。

 


数的劣勢をどう挽回するのか見どころです。

 


私としてはもう少しじっくりと戦術面を描いて欲しかったところですが、充分に迫力のある戦闘シーンです。

 


聞くところによると、マケドニア軍の方が兵の質が高かったのが勝因となったそうです。

 


バビロンの街も荘厳華麗で一見の価値がありあります。

 


ここが物語のピークであり、アレキサンダーの生涯で最高の瞬間だったのではないでしょうか。

 


当時の世界を征服した瞬間を是非観てみて欲しいです。

 


その後、アレキサンダーはさらなる領地を求めて東へと軍を進めるのですが、一体何を求めていたんでしょう。

 


バビロンより東なんて砂漠しかない様な所だし、インドは遠すぎます。

 


10年足らずで、大帝国を築いた手腕は見事なものですが、内政は大丈夫なのでしょうか。

 


砂漠をいくら征服しても領地としての魅力は無いじゃありませんか。

 


アレキサンダーの夢はどこまで続いたのでしょう。

 


もしかしたら、インドを越えて中国、日本にまで来るつもりだったかもしれませんね。

 


バビロン征服で満足していれば違った形で歴史に名が残ったのではないでしょうか。

 


あるいはバビロンで、軍備を充分に整えて、東征に臨んでも良かった様にも思います。

 


それにしてもアレキサンダーの幸せとは何だったのでしょうか。

 


戦争に次ぐ戦争で、ほぼ戦場暮らしで移動する帝国とはよく言ったものです。

 


しかしそんな状況では贅沢を満喫する余裕も無かったでしょう。

 


折角、世界中の富を独占できたというのに勿体ない限りです。

 


戦争が趣味で、楽しくてしょうがなかったと言うのであれば、それなりに充実した人生と言うべきかもしれません。

 


しかし、どう見ても過酷な生活だったように思います。

 


さて、映画の疑問点としては、物語がいささかアレキサンダーの同性愛に傾倒している様に感じました。

 


現代では理解が得られると思いますが、公開当時はそこそこに問題視されていたと記憶しています。

 


私としてはアレキサンダーの男色趣味はさほど重要ではなかった様に感じました。

 


男色と言ってもプラトニックな関係で、忌避するほどのことでもありませんでした。

 


なので尚更、必要だったかな?

 


と思ってしまいます。

 


アレキサンダーのマザコンファザコンなどの内面が重要な要素を占めていることは解りますが、ちょっと比重が偏ってる気がしました。

 


まあ、ちょっとショッキングではありますが、意外な人間性があって良いのかなと思います。

 


アレキサンダー大王の生涯を描くには短すぎる映画かもしれませんが、中身はギュッと凝縮されていて良かったのではないでしょうか。

 


興味のある人は是非観てみてください。

 


ところで、IRON MAIDENというバンドの曲でAlexander The Greatという歌があります。

 


8分くらいの長い曲ですが、これまたアレキサンダーの生涯を歌っています。

 


興味があったら聴いてみてください。

 


曲の冒頭に

「我が子よ、この国はお前には小さ過ぎる。自分の国は自分で作れ」

的な語りが入ります。

 


本当にフィリッポスがアレキサンダーに言ったかどうかは分かりませんが、とても格好良く感じました。

 


もしそんな言葉一つで世界を征服したというなら、やはりアレキサンダーは偉大だったと言うべきでしょう。

 


アレキサンダー大王を語るにはこのブログも短過ぎますが、是非映画を堪能してください。

 

 

ゴシカ

 

 

 

第143回目はゴシカです。

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2003年のアメリカのホラー映画です。

 


*以降ネタバレ注意です。

 


私が思う映画上のアメリカの信用できない公共機関と言えば、先ず1番目は警察です。

 


ほとんど映画の警察は汚職にまみれ、強引な捜査、横暴な態度とロクなもんじゃありません。

 


冤罪でも捕まったら、もう終わり。

 


いや捕まるならまだマシで、いきなり射殺ということもあり得ます。

 


是非とも映画の中だけの話であって欲しいものです。

 


2番目は裁判所です。

 


特にアメリカの陪審員制度は感情に左右され過ぎの様に感じます。

 


弁護士などの印象操作で判決が決まる様なシーンが多々見られます。

 


本当に公正な裁判と言えるのでしょうか。

 


日本にも陪審員制度が導入されていますが、あまり機能しているとは言えない状況だと私は感じています。

 


しかし、それで丁度良いのかもしれません。

 


3番目は精神病院です。

 


ここも精神病と診断されたが最期、2度と出ることは出来ません。

 


何を言っても信用されないのですから、恐ろしいですね。

 


これも映画の中だけの話であって欲しいです。

 


さて、この映画「ゴシカ」は上記の三拍子が揃った刑務所内の精神病棟が舞台というとてつもなく恐ろしい環境の映画なのです。

 


物語は女子刑務所内の臨床心理学者のミランダが主人公です。

 


ミランダは収監されているクロエの聞き取り調査をするが、まるで話を信じない。

 


嘘かデタラメあるいは幻想と決めつけていました。

 


ある晩、ミランダは帰宅途中事故を起こして気を失ってしまいます。

 


次に目が覚めたときにはミランダは刑務所内の精神病棟に収監されていました。

 


容疑は夫である刑務所長のダグの殺人。

 


身に覚えのないミランダは無実を主張するが誰も信じてくれません。

 


それどころかますます精神異常者として扱われて行きます。

 


果たしてミランダの運命や如何に。

 


という内容です。

 


興味のある人は一度観てみてください。

 


実はこの映画は私の中ではそれほど高い評価ではありません。

 


ブログに取り上げる程ではないと思いました。

 


しかし、理不尽な環境と設定と展開が良かった様に思いました。

 


脚本はイマイチかもしれませんが、雰囲気が良かった様に思います。

 


この映画はホラー、いわゆる幽霊が出てきますが、さほど怖くはありません。

 


しかし、この幽霊「メチャクチャしよる」という印象はあります。

 


まだ幽霊の存在がミランダの幻想の産物だということならば、映画の評価はグンと上がるのだと思います。

 


しかし、幽霊はどうやらマジもんの様で、その分何でもアリの世界になってしまっています。

 


そのせいで、ホラーとしてもサスペンスとしてもサイコスリラーとしても中途半端です。

 


ただ、雰囲気が良いのです。

 


理不尽な展開なので先が気になってしょうがないという感じで、観ている間はつまらない感じはしませんでした。

 


全体的に盛り上がっているし、後半も展開が激しいので飽きさせません。

 


何ならラストシーンも面白いしエンディングテーマまで聞き応えがあります。

 


では何がマズイのか。

 


やはり幽霊の存在が足を引っ張っている様に思われます。

 


惜しい作品です。

 


でも案外こういう映画ほど観てみたくなるものだと私は思います。

 


さて、今回も私の疑問ですが、アメリカでは犯罪者を殺しても罪に問われないのでしょうか?

 


悪人と見ればバンバン殺してますよね。

 


やはり陪審員制度があるから安心して、悪人をやっつけられるのでしょうか?

 


映画のラストで私は「いや何でコイツ釈放されとんねん!」とツッコミを入れてしまいました。

 


一体どうなっているのでしょう。

 


因みにエンディングテーマはLimp BizkitによるThe Whoのカヴァーbehind blue eyesが使われています。

 


なかなか良い曲なので、ズルくも無理矢理満足感が与えられてしまいました。

 


というわけで、ツッコミどころは満載ながら、なんだかんだで面白かったように感じてしまったわけです。

 

 

 

ミュウとボール

 

 

ミュウはボール遊びが好きです。

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(注)文章と写真は沿っていませんが、ミュウの成長記録としてご覧ください。


「ゴロロロロロニャーん!ゴロロロロロニャーん!」と言いながらボールを咥えて来ます。

 

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「投げてニャ」ミュウは私のそばにボールをポトリと落とします。

 

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手渡ししてくれると嬉しいのですが、何故か一歩手前で落とします。

 

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私はボールを寝室から隣の部屋の奥へとボールを投げます。

 

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「ゴロニャン!」とミュウはボールを追いかけ走り出します。

 

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しかし、ボールを捕まえたりはしません。

 


少し手前で止まり、

 


「で?」とコチラを見て来ます。

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ボールを取って来てくれるとありがたいのですが、ミュウは「投げてニャ!」というだけでジッと待っています。

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仕方なく私がボールのところまで移動して、今度は寝室に向かって投げます。

 

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「ゴロニャン!」ミュウは嬉しそうにボールを追いかけます。

 

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「早く!投げてにゃん」

 


ボールのそばで催促します。

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しばらくボールを投げ、部屋を往復します。

 

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徐々にミュウは疲れてきたのか、ボールの射線上にどかっと寝転びます。

 

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「でも、ボールは投げて欲しいニャ」

ミュウはボールが上空を通過する度に、手をチョイチョイと捕まえる仕草をします。

 

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なんて省エネ!

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「見てるだけだけど、ボールは投げて欲しいニャ」多分そう言っているような気がしますが、ミュウはもう動こうとしません。

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「じゃあ、もうおしまい」

ミュウより私の方が運動しているような気がします。

 

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しばらくすると

 


「ゴロロロロロニャーん!ゴロロロロロニャーん!」とボールを咥えて来ます。

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妻がいるときは、キャッチボール形式でボールを投げます。

 


ところが、ミュウはキャッチボール形式だとボールを追いかけないのです。

 

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私と妻の中間地点に座って、ボールが通過する度に捕まえる仕草をするだけです。

 

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なんて省エネ!

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それでもミュウは喜んでいるようなので、私たちも楽しい。

 

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ミュウの「ゴロロロロロニャーん!」

という鳴き声も「遊ぼ!」って言ってるみたいで可愛い。

 

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大人になってくると、だんだん遊ばなくなってくるそうですが、ミュウはまだまだワンパクで元気です。

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