カズマの一期一映日記

映画の感想と雑談

マイ・ボディガード

第305回目はマイ・ボディガード」です。

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出典U-NEXT 


2004年のアメリカ・イギリス・スイス・メキシコ合作のアクション・スリラー映画です。

 


メキシコでは60分に1件の誘拐事件が起きているそうです。

 


誘拐というのはリスクの高い犯罪だと思いますが、メキシコではビジネスとして成立してしまっているようです。

 


誘拐そのものや、身代金の受け渡し、人質を解放した後の情報の漏れなどを考えると決して賢い犯罪とは言えないと思います。

 


しかし、メキシコでは誘拐専門の犯罪集団がおり、汚職警官も手伝っているような事態になっています。

 


もちろん、これは映画の話から思うことですが、ほぼ現実でも同じだと思っています。

 


特に南米・アフリカは犯罪が多いし、警察も信用ができません。

 


メキシコは日本人からは想像もつかないような犯罪大国ですね。

 


多分私は南米へ旅行に行くことは無いと思います。

 


ペルーにナスカの地上絵やウユニ塩湖を見に行きたい気持ちはありますが、命がけという気がしてなりません。

 


さて、今回の映画はメキシコの誘拐事件に立ち向かうボディガードと少女の物語です。

 


物語の舞台は誘拐事件の多発するメキシコです。

 


部品会社の経営者サムエル・ラモスは誘拐保険更新の資金に困っていました。

 


誘拐保険加入にはボディガードを雇っていなければなりません。

 


そこで格安のボディガード、ジョン・w・クリーシーを雇います。

 


クリーシーは元米軍の対テロ暗殺部隊の所属でしたが、現在は重度のアルコール中毒でした。

 


そのため、格安となっています。

 


晴れて採用されたクリーシーは警護対象者サムエルの娘ルピタ・ラモスと交流を深めていきます。

 


しかし、そこに誘拐犯の魔の手が忍び寄っていました。

 


果たしてクリーシーはルピタを守ることができるでしょうか?

 


誘拐の真犯人とは?

 


是非、観てください。

 

 

 

この映画は久しぶりに怒りを覚えました。

 


もちろん、映画が不満だったわけではありません。

 


悪逆非道の誘拐犯に対して、怒りが爆発です。

 


私はあまり感情移入するタイプではないのですが、クリーシーの気持ちは良くわかります。

 


というか、かなりシンクロしていました。

 


ここまで、感情を怒りの方向の揺さぶられた映画はそうそう無いと思います。

 


かなりの名作であると思います。

 


監督のトニー・スコットと私の相性は良いみたいです。

 


スコット監督の映画は好きな作品が多いです。

 


また、主演のデンゼル・ワシントンも私は一番好きな俳優として挙げており、最高の組み合わせとなっています。

 


とにかく私の気分はデンゼル・ワシントン(クリーシー)になりきっ鑑賞していました。

 


また、ルピタを演じていた子役のダコタ・ファニングも名演技でした。

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出典U-NEXT

 


ルピタとクリーシーのやり取りに注目です。

 


ルピタを護ってあげたくなることでしょう。

 


ここから、ネタバレ強ですが。

 

 

 

前半はクリーシーとルピタが距離感を縮めていく過程が描かれて、

 

 

 

後半は誘拐犯との攻防を描いています。

 

 

 

クリーシーの戦い方が結構残酷なのですが、それぐらいしないと私の気はおさまりません。

 


あの手この手で犯人を倒していくクリーシーはめちゃくちゃカッコイイです。

 


しかし、ラストは衝撃的な展開が待っていました。

 


ここは映画を観てもらわないと、私には言えません。

 


今度は怒りでは無い感情が溢れ出して、どうしてイイのか分かりなくなりました。

 


それは感動というものだったのかも知れません。

 


どうか、結末をその眼で確かめてみてください。