カズマの一期一映日記

映画の感想と雑談

アイランド

 

 

第148回目はアイランドです。

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出典Amazon.co.jp


2005年のアメリカの近未来SF映画です。

 


*以降ネタバレ注意です。

 


*かなりネタバレです。

 


物語は近未来の2019年(現実には過去になってしまいましたが)地球の大気は汚染されて、人間は閉ざされたコロニーで生活していました。

 


徹底管理された退屈なコロニー生活に、鬱屈した日々を過ごす人々にも唯一の希望がありました。

 


それは汚染を免れた唯一の土地「アイランド」に行くことです。

 


しかし、アイランドに行くためには抽選に当選しなければなりません。

 


主人公リンカーン・6・エコーは毎回抽選にハズレて落ち込む日々を過ごしていました。

 


リンカーンの唯一の楽しみは同じコロニーの女性ジョーダン・2・デルタと会話をすることだけです。

 


しかし、コロニーでは男女の接触は禁止されています。

 


ある日、コロニーの外から蛾が入り込んで来ました。

 


本当に外の世界は汚染されているのか?

 


リンカーンは疑問を抱きます。

 


そして、リンカーンは驚愕の事実を知ってしまいます。

 


果たしてリンカーンはアイランドに辿り着けるのか?

 


コロニーの秘密とは?

 


是非一度観てみてください。

 


近未来SFとしては非常に面白い作品でした。

 


設定が2019年で生憎と現在は科学がそこまで進歩していないので、2039年とかだったら良かったのではないでしょうか。

 


さほど目立った様な未来描写は少ないので、ほんの少し未来という感じです。

 


ケーブルカーの様な電車が空中を走っていたり、登場する飛行バイクが最先端技術という感じがします。

 


コロニー内は健康管理が行き届いたハイテク施設になっています。

 


医療関係はかなり未来的です。

 


トイレをしただけで健康診断が出てきます。

 


介護施設や老人ホームなんかが、未来ではそうなっているかもしれませんね。

 


私的には、勝手に健康診断されて強制的に食事制限もされたんじゃ、息苦しくてたまりません。

 


しかし、健康のためならば我慢するしかないのかも。

 


コロニーにはスポーツジムや娯楽施設も完備されていて、快適そうです。

 


洗濯も自動でやってくれるし、食事はあまり美味しくなさそうな食堂で栄養管理もバッチリです。

 


自由がない以外は何不自由のない暮らしです。

 


ある種の理想郷かもしれません。

 


遥か未来にはそんな暮らしが待っているかもしれませんね。

 


さて、中でも進んでいるのがクローン技術です。

 


臓器移植や怪我の治療に役立てています。

 


映画の中では企業が「クローン細胞を培養して臓器を生成しますが、植物のような物なので気を使わないで下さい」という説明をします。

 


とは言え、生きていると思うと気持ち良くはないですね。

 


現代でもiPS細胞などで臓器を複製するという研究が進んでいるそうです。

 


一方、卵子から生成するES細胞は人道的、人権的な問題から否定されています。

 


ひと昔前にSTAP細胞というものも話題になりました。

 


小保方晴子さんの「STAP細胞はあります」の言葉が印象的でした。

 


結局のところ、論文の偽造やらなんやらで、STAP細胞は認められませんでした。

 


というか、STAP細胞は発見できませんでした。

 


小保方晴子さんは確か学位を剥奪されて追放されたはずです。

 


当時、私は密かに小保方晴子さんを応援していました。

 


厳密には小保方晴子というよりはSTAP細胞に期待していた、という感じでした。

 


STAP細胞があれば救われる命があるというならば、見つけて欲しいと願っていたのです。

 


世間では小保方晴子さんが世界を騙したという雰囲気でしたが。

 


それでも私はSTAP細胞を信じたかったのです。

 


私は医学の知識も責任も何もありませんが、一応言っておきます。

 


STAP細胞はあります」

 


誰か発見してください。

 


話が大分ズレましたが、STAP細胞がダメならES細胞しかありません。

 


iPS細胞は危険らしいので。

 


しかし、問題は倫理観です。

 


もし、私が臓器移植が必要で、ドナーがいないとなれば、ES細胞でなんとかして欲しいと思います。

 


残念ながら、私は生に執着している方なのです。

 


しかし、この映画を観てしまうと、そんな気分にはなれないですね。

 


こんな私でも「生きるためなら何でもする」とはいかない様です。

 


クローン技術などは完成しない方が良いのかもしれません。

 


やはり神の領域と言いますか。

 


人の心に悪魔を生んでしまうような気がします。

 


やっぱり未来はサイボーグ化ですね。

 


医療がもっと早く進歩しますように。