カズマの一期一映日記

映画の感想と雑談

ミュウの3度目の誕生日

今日はミュウの3回目の誕生日です。

f:id:kazuma_kazama:20220522235509j:image


元気にすくすくと、育ってくれています。

f:id:kazuma_kazama:20220522235544j:image

「コレなんだニャ?」

f:id:kazuma_kazama:20220522235630j:image

「にゃ?撮影会にゃ?」

f:id:kazuma_kazama:20220522235741j:image

「こんな感じでいいかにゃ?」

f:id:kazuma_kazama:20220522235825j:image

「え?誕生日なのにゃ?」

f:id:kazuma_kazama:20220523233343j:image

「カッコよく撮ってにゃ」


しかし、つい先週ごろに膀胱炎になってしまいました。

 


あわてて病院連れていきました。

f:id:kazuma_kazama:20220523000137j:image

「病院は好きじゃないにゃ」

f:id:kazuma_kazama:20220523000259j:image

「哀しい気分になるにゃ」

f:id:kazuma_kazama:20220523000302j:image
「でも、この中に入ると身体の調子が良くなるにゃ」


4、5日ほどで体調はすっかり良くなりました。

 


最初は血尿が出たりで、心配しました。

 


ネコは腎臓系の病気になりやすいので、気をつけたいと思います。

 


まだまだ、飼い主初心者で、学ぶこと、反省することがたくさんあります。

 


今は、水飲み場を増やしたりなど、膀胱炎と脱水症状の対策をしています。

 


今は元気なので、心配ないですよ。

f:id:kazuma_kazama:20220523000644j:image

検査のため、お腹の毛は刈られちゃったけど。


今後も頑張って育てていきたいと思います。

f:id:kazuma_kazama:20220523000614j:image
f:id:kazuma_kazama:20220523000611j:image


ハッピーバースデー ミュウ。

f:id:kazuma_kazama:20220523000616j:image

バックドラフト

 

 

 

第247回目は「バックドラフト」です。

f:id:kazuma_kazama:20220514135117j:image

出典Amazon.co.jp

 


1991年のアメリカの消防士の映画です。

 


私は人生で火災というものを直接経験したことはありません。

 


近所での火災は何度か、見たことがあります。

 


それなりに火災の恐怖は感じました。

 


そんな火災に立ち向かう消防士は立派な職業だと思います。

 


小学校の頃に、消防訓練ということで消防士が学校に来たことがあります。

 


その時は消防車も何台か来ていました。

 


運良く私は、放水体験をさせてもらうことになりました。

 


放水中のホースは重く固く、とても1人では持つことができません。

 


それどころか、ホースはミミズの様にのたうち回るのです。

 


小学生数人で必死に押さえ込んでも、振り回されそうです。

 


そんなホースをコントロールする消防士はかなり鍛えられた肉体のはずです。

 


とてもじゃないですが、私のような軟弱者は務まりそうにありません。

 


特に命懸けの仕事なので、私には無理だと思います。

 


消防士は尊敬に値する職業だと思いました。

 


さて、この映画は消防士の活躍を描いています。

 


消防士に憧れている人は是非、観てみて欲しいと思います。

 


物語は1971年のシカゴから始まりまります。

 


当時、少年だったブライアンは消防士である父デニスに火災現場に見学に連れて行ってもらいます。

 


父デニスの勇姿を目に焼き付けるブライアンでしたが、

 


ガス爆発によりデニスは死亡してしまいます。

 


それから20年後、ブライアンの兄スティーブンは消防士となっていました。

 


ティーブンは父の意志を継いで、消防士一筋でやってきました。

 


一方、ブライアンは職を転々として、遅れて消防士になることにしました。

 


ティーブンはブライアンを自分のチームに加えて厳しく指導にあたります。

 


そんな中、謎の連続放火事件が発生します。

 


ティーブンとブライアンは放火事件を防ぐことができるのでしょうか?

 


是非、観てみてください。

 


消防士の活躍も見どころですが。

 


ブライアンとスティーブンの兄弟愛も見どころとなっています。

 


優秀なスティーブンにブライアンはコンプレックスを抱いています。

 


またスティーブンは仕事が長続きしないブライアンが消防士に向いていないと考えています。

 


私には男兄弟がいないので解りませんが、ライバル関係というか、複雑な感情なのだと思います。

 


ブライアンがわりと軟弱で、私としてはちょっと共感します。

 


ストーリーは消防活動と、放火犯の捜査とに分岐していて、推理ものとしても楽しめます。

 


また、火災の恐怖もそこそこに伝わる映像になっているかと思います。

 


バックドラフト」と言えば、USJにアトラクションがあります。

f:id:kazuma_kazama:20220514135208j:image

出典s.USJ.co.jp 

 


火災の体験ができるアトラクションですが、安全とわかっていても怖かったです。

 


爆発が起こるたびにビクッとなってしまいました。

 


機会があればこちらも体験してみて欲しいです。

 


「ウォーターワールド」や「ジュラシックパーク」「ジョーズ」のアトラクションでずぶ濡れになったら「バックドラフト」で服を乾かしましょう。

 

 

 

さて、もう一つ小話を続けたいと思います。

 


私が中学生の時です。

 


クラスの係決めの時、私は謎の水撒き係になりました。

 


水撒き係とは夏休みに一度学校に来て、校庭に水を撒くという係です。

 


夏休みに出てくるのはめんどくさいですが、楽そうに思えました。

 


で、指定された日に学校へ行くと、待ち受けていたのは体育教官のホッシー(仮名)先生でした。

 


ホッシー先生は根はいい人なのですが、横柄な態度で威張りんぼで、苦手でした。

 


その日、ホッシー先生は異様にテンションが高くて不気味でした。

 


生徒は私を含めて6人ほどでした。

 


ホッシー先生は消防用のホースで水を撒くと言いました。

 


果たして、そんなことが許されるのでしょうか?

 


少々、疑問に思いながらも私たちはホッシー先生に従いました。

 


ホースを持って、校庭の真ん中に立ちホッシー先生は

「水を出せー!」と叫びました。

 


ホースの根元にあるバルブを全開にしました。

 


「うわははははーっ!もっと出せー!」

ホッシー先生はもの凄く楽しそうで、狂気を感じました。

 


「目一杯です!これ以上出せません!」

私は先生に伝えました。

 


「うわははははー!こんなもんで火事が消せるかー!もっと出せー!」

ホッシー先生は頭がおかしくなったに違いありません。

 


どうしようかと悩んでいましたが、バルブの近くに「非常用放水」と書かれたボタンがありました。

 


ボタンにはプラスチックのカバーがつけられていて、いかにも禁断のスイッチという感じでした。

 


「うわはははー!もっと出せー!」

 


私たちはどうしようか、考えあぐねていましたが、友人のミーバー君が意を決してボタンを押しました。

 


ジリリリリリリッ!

 


火災警報が鳴り響きました!

 


その瞬間、私は反射的に逃げ出していました。

 


私の生存本能が、そうさせたに違いありません。

 


私は校庭の見える植え込みに隠れました。

 


恐る恐る校庭を見ると、明らかに水量が数倍になっていました。

 


放水は校庭の端を越えて、隣の民家に届いていました。

 


ホースは水圧でのたうち回り、ホッシー先生はホースに必死にしがみついていました。

 


ホッシー先生はマンガの様に、ホースに振り回されて、ガクガクになっていました。

 


それを見た私は笑い転げてしまいました。

 


そして隣の民家に被害が及んでいることに気づいたホッシー先生は、ホースを根性で真上に向けました。

 


その姿に私は感動してしまいました。

 


放水の高さはゆうに10mを超えていたと思います。

 


私の経験上、1人でMAX放水のホースをコントロールすることは不可能だと思いました。

 


しかし、ホッシー先生は渾身の力でホースを上に構えています。

 


しかも膨大な量の水がホッシー先生に降り注いでいます。

 


「すげ〜っ!」私は笑いが止まりませんでした。

 


「止めろー!止めてくれ〜!」

何とあのホッシー先生が命令ではなく、お願いしているではありませんか!

 


「おいおい、早く止めたれよ」

そう思いながら

私はふと後ろを振り向きました。

 


そこには仲間の全員がいました。

 


つまり、水を止める人間が誰もいないということです。

 


私は慌てて、水を止めに向かいました。

 


水を止めて校庭を見ると、巨大な水溜まりの真ん中にホッシー先生がうずくまっていました。

 


その後、私たちは職員室に呼び出されホッシー先生の尋問を受けました。

 


「何で、ボタンを押したんや?」

先生はイスにグッタリと力尽きた様子で、聞いてきました。

 


「先生が出せと言ったので」

 


私が仲間を代表して答えました。

 


「何ですぐに止めへんかったんや」

 


「非常ベルが鳴ったので、避難しました」

 


「逃げる必要ないやろ」

 


ホッシー先生は燃え尽きた矢吹ジョーの様に項垂れながら話を続けました。

 


「でも、みんな逃げたので」

 


「一番最初に逃げたのは誰や?」

 


「…………?」

 


「逃げた順に並べ!」

 


段々、ホッシー先生の口調が戻って来た。

 


私は必死に3番手くらいに並ぼうとしましたが、仲間に押し出され一番先頭に並ばされました。

 


「どうやら私が、ぶっちぎりで先頭を走っていたようです」

 


観念した私は白状しました。

 


ホッシー先生は怒るでもなく、ただ

 


「わかった…」

 


とだけ言って力尽きました。

 


すごすごと職員室を後にした私たちは

 


やっぱり大爆笑してしまいました。

 


しかし、恐るべきはホッシー先生です。

 


私は消防士並みに鍛えられたホッシー先生を尊敬するのでありました。

 


おしまい。

 

 

 

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア

 

 

 

第246回目は「インタビュー・ウィズ・ヴァンバイア」です。

f:id:kazuma_kazama:20220509011801j:image

出典Amazon.co.jp

 


1994年のアメリカのヴァンバイア映画です。

 


この映画は私は劇場まで観に行きました。

 


この映画で初めてブラッド・ピットを知りました。

 


トム・クルーズがカッコいいと認識したのもこの映画が初めてでした。

 


そういう意味では私の中では記念すべき映画なのです。

 


私はヴァンパイアが好きなので、コンセプトや設定の全てが完璧な様に思えました。

 


ヴァンパイアものといえば、ほとんどがヴァンパイア退治ものですが。

 


この映画は一風変わっていて、ヴァンパイアの人生に焦点を当てた作品になっています。

 


ヴァンパイアとなり不老不死となった青年の200年程の人生を振り返る内容になっています。

 


物語は現代(1990年代)のカリフォルニアのとあるマンションの一室から始まります。

 


どういう経緯かはちょっと分かりませんが、ある記者が自らをヴァンパイアと名乗るルイのインタヴューをしています。

 


ルイの語る人生は200年に及びました。

 


18世紀のニューオリンズで、農場主をしていたルイは、妻に先立たれ自暴自棄になっていました。

 


自殺願望のあるルイの前に現れたのは、ヴァンパイア・レスタトでした。

 


レスタトはルイに死と永遠の命を与えるのでした。

 


しかし、ルイはヴァンパイアの生活に馴染めず、永遠の苦しみを味わうことになってしまいます。

 


果たしてレスタトとルイは上手くやっていけるのでしょうか?

 


ルイのヴァンパイアとしての人生はどうなるのでしょうか?

 


是非、観てみてください。

 


不老不死願望のある私としてはヴァンパイアの生活に興味深々ですが。

 


ヴァンパイアって結構、大変なようです。

 


まず、ご存知の通り日光に当たると死んでしまう。

 


食事が不味くなる(血液だけが美味しく感じる)など結構ペナルティが大きいです。

 


日光に当たれないのは我慢できそうですが、食事が不味くなるのは、耐え難い苦痛です。

 


そして一番の苦痛は孤独だということです。

 


レスタトは生涯の友人としてルイを選びました。

 


しかし、ルイはレスタトのヴァンパイア生活を受け入れられずにいました。

 


ルイは人間の血を吸うことをためらっていました。

 


私もきっと、人間の血を吸うことは出来ないかもしれません。

 


ネズミとか動物の血で何とか生きていくしかありません。

 


レスタトはヴァンパイア生活をエンジョイする様にルイを誘惑し続けますが、ルイは拒絶し続けます。

 


ルイの気持ちも解ると同時に、レスタトへの憧れもあります。

 


ルイは200年もウジウジ悩んでばかりで、結構ツラそうです。

 


レスタトは人生を謳歌しているので、レスタトみたいになれれば、ヴァンパイア人生も楽しいのかもしれません。

 


しかし、やはり人間を捕食するとなると、所詮はバケモノというところでしょうか。

 


結局のところ人間の心を持ったままヴァンパイアになることは難しいということなんでしょう。

 


この物語はルイとレスタトの友情の物語でもあります。

 


永遠の命を共に生きていく伴侶を探す物語です。

 


必ずしも、ルイとレスタトが仲良しであったとは言い難いですが。

 


確かに友情のめいたものは感じました。

 


もう1人少女のヴァンパイア・クローディアの存在も重要です。

 


クローディアの存在がルイとレスタトの運命を大きく左右させてしまいます。

 


ここも見どころです。

 


今でこそヴァンパイアのラブストーリーなんかは珍しくもないかもしれませんが、原点はこの映画にあるのではないかと思っています。

 


私はこの映画が好きで、特にラストシーンが、最高に良かったと思っています。

 


実は私のお目当ては、主題歌のGuns’n’Rosesのsympathy for devilだったのです。

 


曲が流れた瞬間に私は歓喜してしまいました。

 


私にとっては最後の最後まで楽しめる作品でした。

 


ヴァンパイアに興味がある人は是非観てみて欲しい映画です。

 


ところで、この映画に登場する記者(クリスチャン・スレーター)ですが、本来ならばリヴァー・フェニックスが演じるはずでした。

 


直前にリヴァー・フェニックスが亡くなられたので、実現はされませんでしたが。

 


彼が演じていれば、また違った印象の作品になったかもしれません。

 


残念です。

 


それもあって、私には思い出深い作品なのでありました。

 


リヴァー・フェニックスの冥福を祈ります。

 

 

 

アウトブレイク

第245回目は「アウトブレイク」です。

f:id:kazuma_kazama:20220430193645j:image

出典Amazon.co.jp

 


1995年のアメリカの医療映画です。

 


*以降ネタバレ注意です。

 


お久しぶりです。

 


皆様は、お元気でしょうか?

 


最近、ニュースなどではコロナの話題が少なくなってきた様な気がします。

 


それとは逆に私の身近なところで、コロナ感染者が出たり、濃厚接触者が出てきました。

 


いよいよ危機が迫ってきた感じがします。

 


現在はコロナが弱毒化傾向にあるので、少し安心してはいるのですが。

 


それでも重症化したり、亡くなる方もおられるので、気を抜けない状況ではあります。

 


コロナ騒動の初期の頃は、私は相当ビビっていたのを思い出します。

 


それこそ「この世の終わりの始まりだ」などと思っていました。

 


実際、コロナを目の当たりにした人ならば、それは現実のものだったと思います。

 


特に医療従事者にとっては、この世の終わりのような光景だったのではないでしょうか?

 


そんな医療従事者の映画です。

 


物語の発端は1967年のザイールのモターバ川流域の小さな村から始まります。

 


村では原因不明の出血熱が蔓延していました。

 


その病気は、高い感染力と致死性を備えていたため、軍は気化爆弾で村ごと焼却してしまいました。

 


時は流れて1990年代、同じくザイールの小さな村で、未知のウィルスによる出血熱が発生しました。

 


アメリカ陸軍感染症医学研究所に所属するサム・ダニエル少佐は現地へと調査に向かいます。

 


ダニエルはウィルスの危険性を上層部に報告します。

 


しかし、上層部は何故か消極的な反応を示します。

 


不信感を抱いたダニエルは独自に行動し、ウィルスの調査を開始します。

 


果たしてダニエルはウィルスを撲滅することができるのでしょうか?

 


軍は何を隠しているのでしょうか?

 


是非、観てみてください。

 


この映画は感染症を扱った作品の中では、抜群に面白いと思います。

 


私はウィルスや感染症が怖いので、並のホラー映画より怖かったです。

 


感染るわけでもないのに、公開当時映画館で観た私は、何度も息を止めて観てしまいました。

 


映画の中でも映画館のシーンがあって、その時は全員が息を呑んでいた様な気がします。

 


登場するモターバウィルスは架空のウィルスですが、モデルはエボラウィルスなのでしょう。

 


モターバはエボラよりも強力で、発病から死に至るまで24時間です。

 


恐ろしい。

 


逆に、死に至るまでが早すぎて、感染拡大しにくいところが、せめてもの救いです。

 


自然とは良くできているなと思います。

 


そんなウィルスに立ち向って行く医療従事者の方には、感謝と尊敬をせざるを得ません。

 


現実にエボラの研究をされている方などがいらっしゃるかと思うと、もう畏れ多い気がします。

 


一方で、細菌兵器や生物兵器といった軍事利用をしている輩もいる様ですが。

 


本当に恐ろしいことだと思います。

 


ウィルス兵器を作る時は、同時にワクチンも製造するのでしょうが。

 


人類がコントロール出来るとは、到底思えません。

 


そういった事態に警鐘を鳴らす、良い作品だと思います。

 


現実ではコロナの脅威を感じていない人も多いかと思います。

 


もしコロナが凶悪的に変異していたら、この映画の様になっていたかもしれません。

 


またコロナの被害に直面した人はこの映画の様だったに違いありません。

 


ウィルスの恐怖を知らしめるにはもってこいの作品です。

 


そういう意味では是非?観ておいて欲しい気がします。

 


さて、ここで映画の中で気になった点について話しておきたいと思います。

 


一つ目は

 


私は医学には全くの無知なので解らないのですが、ワクチンって簡単に出来るものなのでしょうか?

 


コロナでもなかなか出来なかったのに、割と簡単に出来た様な気がします。

 


もう一点は、医療従事者にドジっ子が多すぎます。

 


登場する医療従事者は、ほぼほぼ何らかのミスをしてしまいます。

 


もちろん、現実でも精神的、体力的に追い詰められればミスが生まれるという演出なのですが。

 


最初で言えば、防護服に穴が空いてたとか、恐ろし過ぎます。

 


ちょっとイージーなミスが多すぎる気がしました。

 


それ以外は満点の出来だったと思います。

 


シーン展開も飽きさせないし、ウィルスの恐怖に加えて、人間の恐怖も描かれていて秀逸です。

 


こんな時代だからこそ観ておいて欲しい気がします。

 

 

 

アイ•アム•レジェンド

第244回目は「アイ・アム・レジェンド」です。

f:id:kazuma_kazama:20220423131838j:image
出典Amazon.co.jp

 


2007年のアメリカのSF映画です。

 


*以降ネタバレ注意です。

 


「地球最後の男」のリメイクです。

 


公開前、ストーリーをほとんど知らず、タイトルから、地球で最後の生き残りのサバイバル生活の映画だと思っていました。

 


空想癖のある私は子供の頃に、そんな妄想をよくしていました。

 


もし今、何らかの事情で世界で1人になってしまったら……。

 


1人は寂しいので、私と妻と愛猫のミュウだけになってしまったら。

 


そう考えると、結構大変ですよね。

 


子供の頃の空想の様な冒険の日々ではない様な気がします。

 


電気、ガス、水道などは全て止まってしまうでしょう。

 


食糧もいずれ底をついてしまいます。

 


一体どうすればいいのでしょう。

 


ところがどっこい。

 


実は昔と違って、ある解決策があるのです。

 


太陽光発電設備があり電気給湯器を含むオール電化の家を乗っ取ります。

 


食糧は近くのコンビニやスーパーで、順ぐりに調達すれば、当面はしのげるでしょう。

 


ただし、生鮮食品は賞味期限があり、食生活は乏しくなりそうです。

 


できれば近くに、畑や牧場でもあれば良いのですが、牛をサバく自信と勇気がありません。

 


残念ですが肉は諦めます。

 


あとは病気と怪我さえ、しなければ生きていけそうです。

 


そう考えると、昔より快適なサバイバル生活が送れそうな気がします。

 


そんな映画、面白いでしょうか?

 


私は「アイ・アム・レジェンド」の予告編

観た時、この映画は絶対面白いと確信しました。

 


物語の舞台は2012年の廃墟と化したニューヨーク。

 


一見、ひとっこ一人いなさそうですが、元軍所属の科学者のロバート・ネビルと愛犬サムだけが暮していました。

 


3年前、ウィルス由来のガン治療薬が流通しましたが、その副作用で人類は死滅の危機を迎えてしまいました。

 


運良く抗体を持っていたネビルはただ1人ニューヨークで生活していました。

 


日中は狩猟をしたり、無線で生存者がいないか呼びかけたりしています。

 


そして、夜になるとネビルは何かに怯えたように眠ります。

 


一体、夜に何が潜んでいるのでしょうか?

 


他に生存者はいるのでしょうか?

 


人類の未来は?

 


是非、観てみてください。

 


この映画は、私はかなり面白いと思いました。

 


廃墟のニューヨークが美しくて見応えがあります。

 


動物園の動物が逃げ出したのでしょうか?

 


野生化した動物が、そこら中を徘徊しています。

 


ネビルはインパラを狩って、食糧にする様です。

 


狩りはあまり得意そうではないです。

 


案外お一人様生活を満喫している様にも見えます。

 


問題は夜のシーンです。

 


ネビルが非常に怯えています。

 


ここでは詳しく書きませんが。

 


予告編を観た私は「コレって、そういう映画だったのかー!」っと衝撃を受けました。

 


この昼と夜のコントラストと、前半と後半のテンションの違いが、映画を盛り上げて確実に面白くしています。

 


コレはオススメの映画です。

 


ただ、残念なことに、私はラストがしっくりきませんでした。

 


何というか個人的に好みじゃなかったのです。

 


ところが、この映画には別エンディングがありまして、そちらの方が

納得の仕上がりになっています。

 


そちらはBlu-ray版に収録されているみたいです。

 


収録されていないバージョンもあるかも知れないので、ご購入の際はパッケージを確認して下さい。

 


一度で二度と美味しい作品になっています。

 


できれば、両方とも観て欲しいです。

 


因みに1971年版「地球最後の男オメガマン」も観てみました。

f:id:kazuma_kazama:20220423131752j:image

出典Amazon.co.jp

 


アイ・アム・レジェンド」と比べると目劣りしてしまいます。

 


それに設定が弱いというか、意味不明です。

 


時間に余裕がある人で、興味のある人は「アイ•アム・レジェンド」を観たあとならば観ても良いと思います。

 


あえてオススメはしません。

 

 

 

ぼくらの七日間戦争

 

 

第243回目は「ぼくらの七日間戦争」です。

f:id:kazuma_kazama:20220412213253j:image

出典Amazon.co.jp

 


1988年の日本のジュブナイル映画です。

 


*以降ネタバレ注意です。

 


私が通っていた中学校は、ガラが悪いと評判の学校でした。

 


しかしながら、実際には私たちの学年は大人しいものでした。

 


多少のケンカやイザコザはありましたけど、基本的には良い人ばっかりでした。

 


近所の年上の人たちが言うような、ヤンキーや暴力教師はいませんでした。

 


そりゃ、みんながみんな幸せで、何事もなかったとは言えません。

 


やっぱり落ちこぼれや、ガラの悪い奴はいたりするもんです。

 


私の知らないところで色々あったのかも知れません。

 


ただ、私は概ね平和に過ごしていました。

 


正直なところ、私は退屈すぎて毎日イライラしていました。

 


意外にも校則はそこそこ厳しかったように思います。

 


特に髪型や服装についてはうるさかった様に思います。

 


時には教師が理不尽なことを言ってくる場面もありました。

 


そんな時、私はウキウキしながら教師の間違いを指摘していました。

 


私は、それが楽しくて仕方がありませんでした。

 


教師を論破するのが趣味でした。

 


当時は偉そうにしている教師が大嫌いだと本気で思っていましたが。

 


今は、こんな私に本気でカマッてくれて感謝しています。

 


今思えば、良い先生たちでした。

 


面倒臭い生徒でごめんなさい。

 


さて、この映画は厳しい校則と、今では信じられない様なコンプライアンス違反の教師たちに反旗をひるがえす中学生の物語です。

 


舞台の青葉中学は校則がとても厳しく、生徒たちは不満を募らせていました。

 


ある日、菊池英治をはじめ1年A組の生徒が数人、集団家出をしました。

 


彼らは町外れの倉庫に潜伏していました。

 


やがて、学校や親に居場所を知られた菊池たちは倉庫に立て籠ります。

 


こうして中学生VS大人の戦争が勃発しました。

 


果たして少年たちは大人に勝てるのでしょうか?

 


興味があったら観てみてください。

 


私個人としては、面白いし好きな映画です。

 


子供たちが大人に一泡吹かせようというところが、楽しいです。

 


「あーっ私もやりたい!仲間に入れて欲しい!」っと思います。

 


私は懐かしくて、今でも観ることができますが。

 


今の子供には時代が違いすぎて、伝わらないかも知れません。

 

 

 

ある程度の年齢の方は

「居た、居た、こういう先生居たよー」っと共感できるかも知れません。

 


嫌な感じの教師がたくさん出て来て、私はテンションが上がります。

 


この映画がもう10年早く公開されていたら、影響を受けやすい私は真似をしてしまったのではないでしょうか。

 


「限度を知らない子供たち」と呼ばれていた頃が懐かしいです。

 


子供は一度は大人と戦うべきだと思います。

 


暴力とかではなくて。

 


社会に縛られる前に、言いたいこと言って、やりたいことをやるべきだと思います。

 


成功するかどうかは置いといて、そういう経験はしておいたほうが良いと思います。

 


大人になってから戦う方が辛いし、つまらなさそうです。

 


この映画みたいに発散できたら、どれほど気持ち良いだろうかと思います。

 


ま、褒められたことではないですけどね。

 


わざわざ、子供に観せる映画でもないので、偶然どこかで子供の目に止まれば面白いかなって思います。

 


さて、じつはこの映画の続編(と言ってもほぼ関連性はありません)がアニメになっているのです。

 


というわけで、アニメ版「ぼくらの7日間戦争」も観てみました。

f:id:kazuma_kazama:20220412213431j:image
出典Amazon.co.jp

 


2019年の作品です。

 


流石に現代版とあって、暴力教師は出て来ません。

 


作品としては、まあまあ面白いというところです。

 


不思議なことに実写版では私は子供を応援していたのに。

 


アニメ版では全然応援する気になれませんでした。

 


やってることはほぼ同じなのに、真逆の印象を受けました。

 


結論的には、アニメ版は高校生だからだと思います。

 


私の中では、どうやら中学生は無責任で良くても、高校生は責任を取らなくてはならないと考えている様です。

 


つまり、アニメ版の主人公たちが犯す住居不法侵入や暴行、公務執行妨害などが観ていられないのです。

 


実写版は「やれ!やれ〜!」と応援していたのに。

 


「あれやっちゃダメ!これやっちゃダメ!」っと思ってしまいました。

 


もちろん面白いシーンもあったので、それなりに楽しめましたが。

 


やはり高校生がやるには子供っぽい気がしました。

 


一応、続編として、機会があれば観てみても良いと思います。

 

 

 

 

白黒パンダと蜜柑の夕陽 

 

 

 

突然、パンダが見たくなったので、和歌山に行ってきました。

 


パンダと言えば南紀白浜アドベンチャーワールドです。

 


昔は高速道路が途中までしかなかったのに、今は白浜まで一直線です。

 


便利な世の中になりました。

 

途中のサービスエリアにツバメがいました。

f:id:kazuma_kazama:20220406165925j:image


パンダを見る前に、腹ごしらえをするため、とれとれ市場に寄りました。

f:id:kazuma_kazama:20220406170052j:image


ここでも海鮮丼を食べましたが、かなり美味しかったです。

 

f:id:kazuma_kazama:20220406171523j:image


アドベンチャーワールドには30年ぶりくらいにやって来ました。

 


出発が遅かったので、ほぼほぼショーやイベントは終わっていましたが、目的のパンダはなんとか見ることができました。

f:id:kazuma_kazama:20220406170229j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170220j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170242j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170245j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170225j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170235j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170232j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170222j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170240j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406184924j:image


あとペンギンが大量にいました。

 


コウテイペンギンイワトビペンギンなど種類も豊富です。

f:id:kazuma_kazama:20220406170326j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170344j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170355j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170334j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170329j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170331j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170357j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170337j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170352j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170342j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170400j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170339j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170347j:image

f:id:kazuma_kazama:20220406184810j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170323j:image


その他の動物もチラホラいました。

f:id:kazuma_kazama:20220406170431j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170437j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170434j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170440j:image


今回はサファリエリアは観ずに帰ります。

 


帰りに白崎海洋公園へ、夕陽を観に行きます。

 

 

海岸沿いを進みます。

f:id:kazuma_kazama:20220406170718j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170658j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170700j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170713j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170710j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170703j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170708j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170705j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170716j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170721j:image


白崎海洋公園は石灰岩の白い岩が特徴で「日本のエーゲ海」なんて呼ばれているそうです。

f:id:kazuma_kazama:20220406170807j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170804j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170756j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170759j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170802j:image


なんとか日没に間に合いました。


f:id:kazuma_kazama:20220406170846j:image
f:id:kazuma_kazama:20220406170849j:image

f:id:kazuma_kazama:20220406170922j:image


結構、強行的でしたが楽しめました。

f:id:kazuma_kazama:20220406170959j:image

 

今度はゆっくりお泊まりしたいです。