カズマの一期一映日記

映画の感想と雑談

トレマーズ

第284回目は「トレマーズ」です。

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出典amazon.co.jp 

 


1990年のアメリカのモンスターパニック映画です。

 

*以降ネタバレ注意です。

 


トレマーズ」は日曜日のお昼によくテレビ放映されているようなB級映画です。

 


しかしながら、よくできていると言いますか、モンスターパニック映画の基本中の基本といった映画なのです。

 


映画で私の三大好物といえば、大量発生、巨大生物、未確認生物ですが。

 


その内の未確認生物にヒットしています。

 


未知の生物に襲われる恐怖がたまりません。

 


どんな生態なのか?

 


どうして生まれたのか?

 


弱点はあるのか?

 


未知の生物の魅力は尽きません。

 


ちなみにトレマーズとはモンスターの名前ではなく「振動」という意味だそうです。

 


作品を観れば振動というタイトルの意味が解ります。

 


物語はネバダ州のど田舎の町パーフェクション(人口14人)で起こります。

 


便利屋を営むバルとアールの二人組は貧乏生活に嫌気がさして、隣町のビクスビーに移住することにしました。

 


ところが、途中で住人の変死体を発見し、パーフェクションに引き返すことになります。

 


それからも変死体を発見し、町の異変に気付きます。

 


果たして、町に何が起こっているのでしょうか?

 


バルとアール、町の人たちの運命は?

 


是非、一度観てください。

 


この作品は実に優秀です。

 


コメディというほど、ふざけてはいないし、ホラーと呼ぶほど怖くもありません。

 


ただ、モンスターパニックという言葉がピッタリ似合う映画なのです。

 


モンスターもめっちゃくちゃに凶悪ではなく、普通の人間が戦ってギリギリ勝てそうな丁度いい具合の強さなのです。

 


このバランスの良さが程よい緊張感と高揚感を煽っているのだと思われます。

 


モンスターが圧倒的に強いと怖すぎて、お子様にはキツイかもしれませんし。

 


ギリギリファミリー向けと言ってもいい映画だと思います。

 


もちろん、その分派手さに欠けたり、激しく感情を揺さぶられたりするシーンは無いかもしれません。

 


しかし、この映画は名作の部類にギリギリ食い込んでくる作品だと思います。

 


映画公開時の興行は振るわなかったものの続編は「トレマーズ4」まで作られ、TVドラマになるくらいの人気作品となっています。

 


シンプルに観やすいというところが、幅広い層にウケたのではないでしょうか?

 


日本だけでなくアメリカでもテレビ放映で、人気が急上昇したようです。

 


つまりお金を払うほどではないが、タダならめっちゃオモロイやん。

 


という結論なのではないでしょうか。

 


私はそう思います。

 


配信で無料で観られるなら、是非観てみてください。