カズマの一期一映日記

映画の感想と雑談

マグノリア

 

 

 

第297回目は「マグノリア」です。

f:id:kazuma_kazama:20240118234626j:image

出典U-NEXT

 


1999年のアメリカのヒューマンドラマ映画です。

 

*以降ネタバレ注意です。


新年になって一発目に何の映画を観ようか。

 


というのが、どういうわけか結構悩みなのです。

 


なんかこう、良い映画からスタートしたいわけです。

 


あれこれ考えていると妻から「マグノリア」が観たいと言われました。

 


マグノリア」確かに観たいと思いつつ、観ていない映画でした。

 


理由は単純に長さが3時間以上あるのと、あらすじがつまらなさそうだったからです。

 


観るには結構、覚悟のいる映画です。

 


しかしながら、結論から言いますと面白い映画です。

 


多少観る人を選ぶかもしれませんが、じんわり感動する映画だと思いました。

 


いわゆる群像劇で、登場人物たちのある24時間を切り取った内容となっています。

 


マグノリアというのは花の名前なのですが、映画の舞台であるサンフェルナンドバレーのマグノリア・ストリートを指しています。

 


マグノリア・ストリート周辺で様々な人間模様が描かれるという内容になっています。

 


それぞれ似たような境遇であったり、まるで違う人生だったり、私たちの周りもきっとそうなのでしょう。

 


いろんな悩みや、後悔を抱えているのだと思います。

 


ご近所さんなら、関係ないようで何処かで繋がっているのかもしれません。

 


そんな気分になる映画です。

 


さて、映画のあらすじを紹介したいところなのですが、本筋というものがないので、9人の登場人物を紹介していきたいと思います。

 


なるべくストーリーが読めないように書いいきたいと思います。

 


1、ジミー・ゲイターはクイズ番組の司会者です。

 


ジミーは癌を患っており、余命幾ばくもありません。

 


彼の悩みは疎遠になっている娘との和解でした。

 


果たしてジミーは娘と和解できるでしょうか?

 


2、スタンリー・スペクターは天才クイズ少年です。

 


スタンリーの父親はクイズ番組の賞金目当てで、熱心にスタンリーをクイズ番組に出場させ続けます。

 


しかし、スタンリーにはそれが負担になっていました。

 


ある時、番組収録中にスタンリー最大のピンチが訪れてしまいます。

 


果たしてスタンリーはピンチを乗り越えられるでしょうか?

 


3、ジム・カーリングはロサンゼルス市警のお巡りさんです。

 


ジムは通報を受けた先で、女性にに一目惚れしてしまいます。

 


なんとかデートの約束をしたものの、犯人を追跡中に拳銃を無くしてしまいます。

 


ジムはすっかり自信を無くしてしまい、女性に嫌われるのではないかと心配します。

 


果たしてジムは自信を取り戻すことができるでしょうか?

 


4、クローディアは家庭に問題を抱えており、麻薬に没頭しています。

 


しかし、ある時出会った男性に立ち直るきっかけを与えられます。

 


クローディアは荒んだ生活から脱出できるでしょうか?

 


5、ドニー・スミスはかつて天才クイズ少年でした。

 


しかし雷に撃たれてから、才能は消えてなくなりました。

 


彼は恋に悩み、歯の矯正をするためにお金が必要でした。

 


しかし、ドニーに悲運が訪れたます。

 


果たしてドニーの恋は成就するのでしょうか?

 


6、アール・パートリッジはクイズ番組のプロデューサーでした。

 


しかし、末期癌で病床に伏しています。

 


最期の望みとして、前妻との間にできた息子との再会を希望します。

 


果たして、アールは息子と再会できるのでしょうか?

 


7、リンダは財産目当てで結婚しましたが、最終的に夫を愛してしまいました。

 


しかし、過去に夫を裏切っていたことから自責の念に押し潰されそうになっています。

 


果たしてリンダは自分の罪を乗り越えることができるでしょうか?

 


8、フランク・マッキーは怪しいモテ術セミナーの講演をしています。

 


チャラい性格ですが、彼には暗い過去がありました。

 


果たしてフランクは自分の過去に向き合うことができるでしょうか?

 


9、ラッパーの少年は名前もありませんが、いい仕事します。

 


さて、主要な人物はこのくらいだと思います。

 


それぞれが過去や現在の問題に向き合う機会を得ます。

 


バラバラの物語ですが、狭い地域の出来事なので何かしら関わりがあります。

 


顕著なところではクイズ番組関係者が多いですね。

 


終盤のある事件をきっかけに、一気に同時に起こっている出来事だと認識させられます。

 


そこが、映画をキュッと引き締めていい結果を出しているのだと思います。

 


ところで、フランク・マッキーはトム・クルーズが演じているのですが、主演というわけではなく、

 


群像劇の1人として溶け込んでいるところが良かったと思いました。

 


でも、トム・クルーズのブリーフに目は釘付けになってしまうでしょう。

f:id:kazuma_kazama:20240118234752j:image

出典U-NEXT


3時間以上あり、多少ダラダラ感はありましたが、鑑賞後は良い気分になった気がします。

 


音楽が特に良かったと思います。

 


時間の余裕がある人は、是非一度観てみてください。