カズマの一期一映日記

映画の感想と雑談

恋は雨上がりのように

 

 

第225回目は「恋は雨上がりのように」です。

f:id:kazuma_kazama:20211218214414j:image

出典Amazon.co.jp

 


2018年の日本のヒューマンドラマ映画です。

 


*以降ネタバレ注意です。

 


皆さんには夢がありますか?

 


私には小説を書いたり、作詞作曲をしたりという趣味があります。

 


しかし、もうご存知かもしれませんが、私には文才がありません。

 


とても小説家になれるレベルではないでしょう。

 


でも、いつかは自分で満足できる作品を書きたいと思っています。

 


思っているだけで、現在は休止中です。

 


最近、友人が昔に私が書いた話が面白いと褒めてくれたので、また頑張ってみようかと思っています。

 


さて作詞作曲の方は妻の協力もあって、なんとか現在進行形となっています。

 


まだまだ未完成ながら、満足度の高いものができつつあります。

 


いつか発表できるように頑張りたいと思っています。

 


これまた、私もいい歳の中年なので、ミュージシャンになれるとは思ってはいません。

 


でもね。

 


私は昔も今も「ロックンローラー」です。

 


破れぬ夢をひきずって、もがいて身をよじっています。

 


そんな、夢を中断している人や、夢に片思い中の人に見て欲しい映画です。

 


物語は17歳の女子高生、橘あきらが45歳の中年に恋をするというストーリーです。

 


あきらが働くファミレス「ガーデン」の店長、近藤が恋の相手です。

 


あきらは陸上部で優秀な選手でしたが、アキレス腱を切ってしまい走れなくなっていました。

 


そんな時に優しくしてくれたのが店長でした。

 


2人の恋はどうなってしまうのでしょうか?

 


是非観てみてください。

 


あらすじだけ聞くと、なんだかマニアックな想像をしてしまいますが。

 


むしろマトモな作品だったと思います。

 


私は歳の差恋愛については自由だと思いますが、場合によっては問題があると思います。

 


今回の場合は片方が未成年なので、一歩間違えば問題作となっていたはずです。

 


問題がないとはいえないかもしれませんが。

 


とは言え、若い子に好感を持たれるということは良いことだと思います。

 


私も立派な中年なので、クサイ汚い呼ばわりされるよりは、慕われる方がよっぽどマシだと思います。

 


もちろん、若い子に手を出さない分別や理性は持ち合わせています。

 


多分。

 


それはさて置き、映画の重要な部分は恋愛ではなく夢についてだったのです。

 


あきらは走ることをやめてしまっていましたし、店長も忘れられない夢を持っていました。

 


その夢とどう向き合っていくかということが主題となっています。

 


私は店長と歳が近いので、凄く共感できました。

 


女子高生にモテた経験はありませんが。

 


若い人はあきらに、中年は店長に共感できる、なかなか優秀な映画なのではないでしょうか。

 


優秀と言えば、店長役の大泉洋の演技は良かったと思いました。

 


あんなにスケベそうな顔をしているのに、枯れた雰囲気を出しているので、流石だなと思いました。

 


役者に関してはみんな役にハマっていて、違和感はありませんでした。

 


観終わった頃には、雨上がりのような爽やかな気分になるでしょう。

 


是非一度、観てみてください。

 


ところで、映画とは関係ありませんが、今日はファミレスじゃなくて、美味しいトンカツ屋に行って来ました。

 


チェーン店ではなく、シェフが調理してくれる店でした。

 


ほぼカウンターしかないような小さな店でしたが、ボリュームは満点、味は抜群でした。

f:id:kazuma_kazama:20211218214527j:image


シェフが良さそうな人で、新人(?)の女の子にも優しく指導していたので、好印象でした。

 


映画を観た後だったので、なんだか微笑ましく感じました。