カズマの一期一映日記

映画の感想と雑談

インターステラー

 

 

第182回目は「インターステラー 」です。

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出典Amazon.co.jp


2014年のアメリカのSF映画です。

 


以降ネタバレ注意です。

 

 

 

 


ほぼ1ヶ月ぶりの更新となりましたが、皆さんお元気ですか?

 


何かと忙しくなって日記を書けませんでしたが、映画はボチボチ観ていました。

 


最近では比較的新しい「TENET」を鑑賞したのですが、その前に「インターステラー 」について語っておかなければならないと思いました。

 


「TENET」と「インターステラー 」はクリスファー・ノーランが監督をしています。

 


どちらも難しい物理学が視覚化された作品と言って良いと思います。

 


正直なところ、私は物理はチンプンカンプンです。

 


科学や相対性理論は学校ではなく映画で学んだ知識しか持ち合わせていません。

 


なので厳密に映画を理解出来ているかは解りません。

 


ですが雰囲気で、もの凄い科学考証のもとのに制作された事は解ります。

 


結構難しい話なのですが、かなり親切に説明してくれるので、安心して観ることができます。

 


なので、気楽に観ることをお勧めします。

 


さて「インターステラー 」の劇場公開当時、私は会社の同僚に相対性理論について質問されました。

 


相対性理論なんて生きていく上で、ほぼ必要ないと思いますが、何故そんなことを聞くのかと尋ねてみたら、

 


インターステラー という映画が相対性理論を理解していると面白いそうなので」

ということでした。

 


その時は「インターステラー 」について私は知らなかったのですが、予告編を観て宇宙関係の映画だと理解しました。

 


なので、SFの知識として、高速で移動する物体と観測者とでは、時間の進み方が異なるということを簡単に説明しました。

 


しかし、そんな科学的なSF映画があるなんて考えると、私は「インターステラー 」に興味津々となりました。

 


物語は近未来。

 


地球は異常気象などにより、植物、農作物が枯れてしまうという状況になっていました。

 


このままでは人類は滅亡してしまう危機的状況です。

 


トウモロコシ畑を営む元宇宙飛行士のクーパーは娘のマーフィーの部屋で本棚から本が勝手に落ちるという現象に遭遇します。

 


クーパーとマーフィーは、心霊現象ではなく、何かのメッセージではないかと本棚を調べます。

 


そして、とある座標を示していることを突き止めます。

 


クーパーとマーフィーは座標が示す場所に向かいました。

 


そこはかつてNASAと呼ばれていました。

 


NASAでは人類を他の惑星に移民させる計画が進んでいました。

 


クーパーはNASAから計画に協力されるように依頼されます。

 


果たして、クーパーは人類が居住できる惑星を発見できるでしょうか?

 


是非、観てみてください。

 


この映画には科学的な魅力と美しさがあります。

 


宇宙の映像から、惑星、ワームホールブラックホールといった天体までがリアリティであふれています。

 


映像的なスケールのデカさに圧倒されます。

 


そして、時間のずれをここまで表現した映画は他にはないと思います。

 


宇宙に旅立ったクーパーと地球に残ったマーフィーとでは時間の進み方が違います。

 


簡単に言うと高速で移動しているクーパーの時間の方がゆっくり流れるのです。

 


したがって、クーパーから見ればマーフィーがみるみる成長して、大人になってしまうというわけです。

 


いわばマーフィーの寿命が計画のタイムリミットになっているというわけです。

 


非常に面白い設定だと思います。

 


しかし、私は当初、この映画を受け入れることができませんでした。

 


私が気になったのは点は2箇所です。

 


1点目は、最初にたどり着いた惑星です。

 


この惑星はブラックホールの内側を公転していて、重力の影響をモロに受けています。

 


その結果その惑星の1時間は7年に相当するというのです。

 


私は映画を観ながら

 


「この惑星はダメだ。後回しだな」

と思っていました。

 


当初はクーパーも惑星降下には反対していたくせに、アッサリ賛成してしまいます。

 


「ダメに決まってんだろー!」

私は憤りを感じました。

 


他の惑星を回ってから戻って来ても、その惑星

では数時間もしくは数分しか経っていないのだから、断然後回しにするべきだと思いました。

 


納得がいきません。

 


この主人公とは気が合わない。

 


と、不信感を募らせてしまいました。

 


結果論としてはクーパーの判断が最終的に正しかったのですが、私は納得したわけではありません。

 


続いて2点目ですが、宇宙船に搭載しているシャトルが万能過ぎることです。

 


地球から宇宙に出た時は巨大なロケットで打ち上げていたはずなのに、他の惑星では、自由に宇宙に離脱しています。

 


そんなに自由に離脱できるならば、宇宙移民なんて簡単にできるのではないでしょうか?

 


不思議です。

 

 

 

無理矢理、納得しようと思えばシャトルが反重力装置的なものを搭載してるのではないでしょうか?

 


不思議です。

 


ただのSFならば、どんな科学的矛盾があろうとも、さほど気にならないのですが、リアルになればなるほど気になってしまいます。

 


作中に出てくるワームホールや5次元空間などはリアルの許容範囲を超えているので、一切文句はありません。

 


そんなに、こだわるところでもないのかもしれません。

 


でも、気になってしまって、もう私は「インターステラー 」を5回は観ています。

 


部分的に納得いかないところもありますが、ストーリーは非常に面白いと思います。

 


特にクーパーとマーフィーの親子関係は、ちょっと他の映画にはない感動があると思います。

 


宇宙の映像美も魅力なのですが、話の根本は親子の絆なので、重力波とか難しいところは雰囲気で観た方が良いのかもしれません。

 


相対性理論なんかも、重力の大きいところと、速く移動しているものの時間はゆっくり流れるということだけを把握していれば大丈夫です。

 


なので、難しそうで敬遠していた人も、是非一度観てみて下さい。

 


そうそう、この映画のテーマの一つに

「起こり得ることは起こり得る」

というものがあります。

 


この部分が「TENET」と対をなしていると感じました。