カズマの一期一映日記

映画の感想と雑談

シン・仮面ライダー

第278回目は「シン・仮面ライダー」です。

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出典 シン・仮面ライダー公式サイト

 

 

 

2023年の日本の特撮ヒーロー映画です。

 


本作は初代仮面ライダーのリメイク作品となっています。

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出典U-NEXT


初代仮面ライダーの放送は、私がまだ生まれる前の話でした。

 


私は夏休みなどに再放送で観たことがあるという感じです。

 


ちょうど私の子供の頃は仮面ライダー不在の時期だったのです。

 


仮面ライダー・ストロンガー」で一旦一区切りとなりまして、5年ほど空白の期間がありました。

 


私の頃は「仮面ライダー(通称スカイライダー)」の時代です。

 


つまり、私は第二世代の仮面ライダー世代というわけです。

 


作品としてはスカイライダー、スーパー1、ブラックなどが当たると思います。

 


どの仮面ライダーも、凄くカッコ良かったと記憶しています。

 


しかし、そうなってくると遡って、初期の仮面ライダーを見る気になれなかったという思いもありました。

 


やっぱり「古さ」を克服することができなかったのです。

 


そんな私にとって、初代仮面ライダーのリメイク作品は願ったり叶ったりの待望の作品だったわけです。

 


そして、リメイクとしては最高の出来と言っても過言ではないでしょう。

 


現代的なアレンジがされているものの、紛れもなく初代の仮面ライダーの再現でした。

 


仮面ライダーが好きな人も仮面ライダーを知らない人にも、是非一度観て欲しい作品になっています。

 


物語は、バイクとそれを追うトラックのカーチェイスから始まります。

 


秘密結社ショッカーから逃亡した本郷猛と緑川ルリ子はショッカーの怪人クモオーグに追われていました。

 


追い詰められた緑川ルリ子でしたが、本郷猛はバッタオーグに変身してクモオーグ達と戦います。

 


そして本郷猛は自らを「仮面ライダー」と名乗るのでした。

 


果たして、本郷猛と緑川ルリ子はショッカーの魔の手から、逃れることができるでしょうか?

 


そして、ショッカーの野望を打ち砕くことが出来るでしょうか?

 


是非一度観てみてください。

 


この映画は仮面ライダーとしては最高の出来だったと思います。

 


しかし、普通の映画としては評価は得られないかもしれません。

 


ほぼほぼ、戦ってばかりでストーリー性に乏しいと言われても反論のしようもないでしょう。

 


しかし、仮面ライダーの魅力を余すところなく見せつけてくれる映画でした。

 


仮面ライダーの原作漫画の設定も活かされておりライダーファンなら、満足のいく内容になっています。

 


仮面ライダーの力もやり過ぎなくらい表現されていました。

 


敵の怪人達のもデザインがカッコ良く、また個性的で凄く良かったと思います。

 


怪人を演じている俳優達の演技力によるところも大きいと感じました。

 


誰が演じているかは一応内緒にしておきます。

 


それぞれのバトルが見どころであるため、全編が見どころになってると言えなくもないです。

 


特筆すべきは、緑川ルリ子を演じた浜辺美波さんです。

 


本作の影の主人公と言っても良いでしょう。

 


話の中心人物であり、最も演技を要求されていたのではないでしょうか。

 


彼女がいなければ、物語は始まらない、終わらない、進まないといった感じです。

 


他で言うと、竹野内豊斎藤工が、脇役である政府関係の男役で出演していました。

 


そもそも、彼らを仮面ライダー役にすればもっとヒットしたのではないでしょうか。

 


役者の無駄使いですな。

 


ラストはマニアであればマニアであるほど感動する仕様になっています。

 


もちろん私も感動してしまいました。

 


あと、ロボット刑事Kが出演していました。

 


続編が作られる可能性があるそうですが、是非観てみたいものです。

 


因みに同じく初代仮面ライダーのリメイク作品「仮面ライダーFIRST」2005年作もお勧めなので、是非一度観てみてください。

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出典U-NEXT

 

続編の仮面ライダーNEXTもあるよ。

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出典 映画.com