カズマの一期一映日記

映画の感想と雑談

ターミネーター

 

 

第72回目はターミネーターです。

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出典amazon.co.jp

 

 

*以降ネタバレ注意です。

 


1984年のアメリカ映画です。

 


監督ジェイムズ・キャメロンターミネーター役のアーノルド・シュワルツェネッガーを一躍スターダムに押し上げたことで有名です。

 


製作当時は低予算のB級映画として考えられていましたが、今や映画史上に残る映画となっています。

 


低予算映画はアイデアで勝負する分、斬新な作品が多いように思います。

 


ジャンルはSFホラーです。

 


2029年、核戦争後の未来。

 


人類は機械と戦争をしています。

 


機械軍は敗北を目前に迎えるのですが、起死回生の策に出ます。

 


核戦争以前の時代1984年(当時の現代)に殺戮機械ターミネーターをタイムマシン送り込み、人類軍の指導者であるジョン・コナーが生まれる前に母親であるサラ・コナーを抹殺しようとする。

 


時同じくして未来から、サラ・コナーを守るためにカイル・リースがタイムスリップしてくる。

 


不死身のターミネーターとサラ&カイルの戦いの物語。

 


私は少年の頃にテレビで鑑賞しました。

 


当時はシュワルツェネッガーの存在も知らなかったので、ターミネーターが人間の姿の状態でもかなり迫力があり怖かった。

 


徐々に皮膚が剥がれ機械部分が露出していくのだが、不気味さが溢れていた。

 


最終決戦辺りでは、心底ターミネーターに恐怖したのを覚えています。

 


今でもコタツに潜り混んでテレビを観ている自分が思い出されます。

 


ホラーといえば幽霊か怪物かが定番でしたが、機械が襲ってくるなんて映画は初めてだったのではないでしょうか。

 


新作も公開されることですし、是非鑑賞して下さい。

 


ところで私が高校生の時、クラスメイトにシュワルツェネッガーにそっくりの同級生(仮名シュワくん)がいました。

 


文化祭が近づき、クラスの出し物を決める時、私は映画を撮ろうと言いました。

 


「シュワくん主演でターミネーターを撮ろう!」

 


私は既に考えておいたプロットを説明した。

 


冒頭、まず光が点滅する。

 


そして、ひざまずくシュワくん。

 


デデンデンデデンドンドン

 


当然、全裸。

 


そこは女子更衣室。

 


驚いて固まる女子高生。

 


(できればちょっとお色気で)

 


シュワくん、立ち上がって

 


「服をよこせ!」

 


女子高生、悲鳴

 


女子更衣室から、ぴちぴちのセーラー服で出てくるシュワくん。

 


デデンデンデデンドンドン

 


もう一度振り返り、女子更衣室を覗きこんで

 


「アイルビーバック!」

 


と、最初のワンシーンで、私は傑作の脚本だと手応えを感じた。

 


しかし、男子からは絶賛されたが、女子からは冷たい視線を送られた。

 


何故だ?

 


何よりも主演のシュワくんには出演を断固拒否されてしまった。

 


何故なんだ!

 


結局、私の意見は採用されず、映画を撮ることはなかった。

 


しかし、私には未練がある。

 


映画を撮るチャンスなんて素人には一度あるかないかだと思う

 


学生時代に一度くらいは映画を撮ってみたかったな。

 


今ならスマホYouTube動画くらい、その気なれば撮れなくもないか。

 


ターミネーターは私の中学生時代には衝撃の作品であり、高校時代では青春の思い出であるのです。

 

 

 

カメラを止めるな!

 

 

 

第71回目はカメラを止めるな!です。

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*以降ネタバレ注意です。

 


2017年の日本映画です。

 


当時はかなり話題になりました。

 


300万円の低予算で、大ヒットを飛ばしたことで有名です。

 


ブログを書くにあたって、極力ネタバレしないようにつとめているので、内容はゾンビ映画であるとだけ伝えておきます。

 


正直なところ私はあまり期待していませんでしたが、結論から言うと面白いです。

 


前半はハンディカメラのワンカット撮影で40分ほどあるのですが。

 


激しいカメラワークというか、揺れまくりで、私は画面酔いをおこしてしまい。

 


もう、限界でした。

 


しかし、後半衝撃の展開となり最後までみっちり楽しむことができました。

 


ほかのゾンビ映画にはない、親子の絆も描かれて、感動すら覚えました。

 


オススメの映画かといわれると、あまり映画に関心のない人には「興味があれば観てみたら良いよ」程度の出来なのですが。

 


映画に携わっている人や、映画関係職を志している人には必見の映画です。

 


特に学園祭で映画を撮ろうと考えている人なんかには教科書のような作品です。

 


絶対に観ましょう。

 


逆にこの映画を観て映画の世界に足を踏み入れる人が現れるかもしれません。

 


芸能関係者の評価が高いのも納得です。

 


低予算でも良い映画が撮れるという見本のような映画です。

 


当然、安っぽい映像なのですが、ズルい(褒め言葉)納得する言い訳があるのです。

 


脚本の勝利です。

 


不可能に思える撮影に挑み、トラブルを乗り越えていく映画製作者の情熱を感じます。

 


ある意味、凄い映画でした。

 


騙されたと思って一度、観てみて下さい。

 

 

 

パッセンジャー

 

 

第70回目はパッセンジャーです。

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*以降ネタバレ注意です。

 


2016年のアメリカ映画です。

 


5000人を乗せた宇宙移民船アヴァロン号は隕石群の中を通過する。

 


大概はバリアで隕石を弾き飛ばしてしまうようなのだが、運悪く事故を引き起こしてしまう。

 


クルーを含め乗客は冷凍睡眠カプセルに入っているのだが、主人公ジム・プレストンはただ一人、事故によって目覚めてしまった。

 


クルーを起こそうにも、ジムのIDではクルーエリアに入ることもできず、孤独な生活を送ることになる。

 


目的地まではまだ90年かかり、ほかの乗客が目覚めるのも到着の四ヶ月前ということなので、ジムは死ぬまで一人というわけです。

 


幸い食料に困ることはなかったが、娯楽施設にも飽き、自堕落な生活を送るようになる。

 


やがて一年半が過ぎ、自殺未遂なども経験した頃。

 


冷凍睡眠カプセルに眠るオーロラという女性に惹かれるようになる。

 


眠れる宇宙の美女オーロラ姫というわけである。

 


ジムは孤独から、オーロラのカプセルを故意に破壊して目覚めさせることを思いつきます。

 


しかし、それはオーロラの人生を奪ってしまうことになるのです。

 


ジムはオーロラを目覚めさせてしまうのでしょうか。

 


という物語です。

 


興行成績はあまり振るわなかったようで、批評家の評価も割と低めの映画ですが、私は面白く感じました。

 


なぜ評価が低いのか、なんとなくですが、科学的な描写が甘いせいではないかと思います。

 


ですが、ファンタジーとして観れば充分に面白いと思います。

 


あと男は良いんですよ。

 


自分好みの美女を選択できるわけですから。

 


でも女性からすると選択肢がジムしかないわけですから、不公平というか不愉快に感じるかもしれません。

 


自分勝手な男に都合の良い、エゴイズムに満ちた映画と言えなくもないです。

 


ジムがイケメンで高収入で性格も良しと言うのならば、女性も運命の恋として受け入れられたかもしれませんが。

 


顔は好みがあると思いますし、ジムは低所得の機械エンジニアで、基本的に性格も良いんですけど、行動に問題があるので、どうでしょう。

 


やはり嘘つき男はダメでしょうか?

 


後半は隕石で故障した宇宙船の修理が本筋になるのですが。

 


私は好きですよ。

 


SFマニアからするとチープな作り込みだと思いますが、ストーリーは盛り上がっていると思います。

 


細かいところは気にしないでいきましょう。

 


最後の最後まで楽しめる良い映画だと思います。

 


機会があれば是非観て下さい。

 


ジムが好きになれなかった女性は迷わず冷凍睡眠しましょう。

 

沖縄旅行

妻と沖縄へ行って参りました。

 


ここ二、三年、毎年沖縄に行っていたので、もうそんなに観光する場所はないのだけれど、とあるポイントで、ホテルの無料宿泊ができるようになっていた。

 


しかし、そのポイントの利用期限が失効しそうなので、今年も行くことになったのでした。

 


当日はあいにくの天気でしたが、行きの飛行機は雲のさらに上空を飛んで、見渡す限りの雲海を眺めることができました。

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雪原を思わせるような真っ白な雲でした。

 


飛行機が苦手な私もこの風景は見応えがありました。

 


着陸のため高度を下げると、ジブリの映画にでできそうな厚みのある雲が間近に見ることができて良かったです。

 


那覇空港には自衛隊の戦闘機(?)も見られました。

 


着陸時にチラッと見えただけなので良くわかりませんでしたが、翼の形からしてF15Jあたりではないでしょうか。

 


那覇空港に着いたのはもう夕方だったので、ホテルに直行の予定でしたが、Tギャラリアに寄ることにしました。

 


妻のお目当ての物は見つからなかったのですが、立ち並ぶブランドショップを見て

 


ティファニーに入ろう」

と妻が言いました。

 


私は内心、

 


「何言ってんの?ティファニーは庶民が入っちゃいけないところなんだよ。庶民はティファニーを眺めながらクロワッサン(デニッシュ)を食べるしかないんだよ」

と思っていました。

 


店内には私には手の届かない高級品もありましたが、手頃な価格の物もありホッとしました。

 


「これならオモチャの指輪にイニシャルを入れずに済みそうだ」

と思いながら、ショーケースを眺めていました。

 


価格にかかわらず、私は一番気に入ったデザインの物を指差しました。

 


それと同時に妻も同じ物に目を止めたのでした。

 


シルバーのブレスレットですが、意見の一致が見られたので購入することにしました。

 


満足の行く買い物でした。

 


それからTギャラリアから北上して、ホテルへと向かいました。

 


ホテルはルネッサンスリゾートオキナワ。

 


旅行初日はほぼ移動のみでした。

 

 


2日目の朝食はホテルとは別棟になっているレストラン・コーラルシービューのテラス席でハンバーガー2つとブッフェ料理をいただきました。

 


桟橋を渡って海に突き出した場所に建っているので、ロケーションはバツグンでした。

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桟橋からはイルカを見ることが出来ます。

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少し離れていましたが、イルカがジャンプするところが見れました。

 


そのほか、ウミガメやアシカ、ワラビー、オウム、ワライカセミなどをホテルで飼育しています。

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ファミリー向けのアトラクションも充実しているようです。

 


海賊船に乗って宝探しというアトラクションをやっているようでした(子供向け)が、正直私も参加したかった。

 


楽しそう。

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今回の旅行ではあちこち行かずに出来るだけノンビリと過ごしたいと思っていました。

 


旅行って予定を詰め込み過ぎると疲れちゃいますよね。

 


午前中は海を眺めてゆったりと時間を過ごしました。

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いろんなことで気が滅入っていた私を沖縄に連れてきて解放してくれた妻に感謝です。

 


午後から都屋漁港に向かいました。

 


お目当ては海人丼、いわゆる海鮮丼です。

 


漁港で獲れたての魚をいただけるのです。

 


エビ、イカ、タコ、マグロ、イクラ、海ブドウ、謎の魚と盛りだくさん。

 


新鮮でツヤツヤ、もちもち、プリっぷりと、とても美味しかったです。

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食後、港から海を眺めていると

 


「ニャーん」

と鳴き声が聞こえました。

 


なんとも毛艶の良い人懐っこいノラ猫がやってきました。

 


きっと良いものを食べているに違いない。

 


しかし私たちはネコにあげるものを持ち合わせていなかった。

 


それでもネコは足元で身体を擦り寄せてきました。

 


可愛いものです。

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それから残波岬へと向かいました。

 


道中、辺りは一面のサトウキビ畑。

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そこでまたもやノラ猫に囲まれながら、有名な紅芋ソフトクリームを食べました。

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残波岬灯台周辺はノラ猫天国でした。

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どの猫も去勢されているようで、どこかのお役所が管理しているのではないでしょうか。

 


日没時間が近づき、海岸から夕日が沈むのを眺めていました。

 


鮮やかに色が変わっていき、とても綺麗でした。

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さて、夕食はホテル近くの「浜の家」で私は牛タンのバター焼き定食、妻は魚のバター焼き定食を食べました。

 


お手頃価格でボリュームもあり、メニューも豊富でおススメです。

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ここにもネコが。

 

 


3日目はホテルのレストラン「彩」にて琉球朝食をいただきました。

 


沖縄県は世界的にも長寿の地域らしいです。

 


その秘密は食にあるようです。

 


自然のものを自然にいただくのが、良いのだそうです。

 


ま、アニメ「美味しんぼ」の情報ですけど。

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この日はホテル、ANAインターコンチネンタル万座リゾートへと移動の日でした。

 


私たちにとっては沖縄でのホームなので、帰って来たという感じです。

 


ラウンジでウェルカムドリンクにシークァーサージュースをいただき、チェックインまでの時間を過ごしました。

 

このホテルは過去に泊まった中でも一番待遇が良く、居心地の良いホテルだと思います。

 

ラウンジには度々くつろぎに訪れ、妻はムーンフルーツティー、私はフラットホワイトコーヒーをいただきました。

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沖縄県の中間地点にあり、北に南にあちこち移動したい人には良いホテルじゃないでしょうか。


この日も昼間はホテルでまったり過ごし、夜に古宇利島に星空の撮影に向かいました。

 


天候も悪く中止も考えたのですが、一か八か行ってみることにしました。

 


現地では奇跡的に晴れ間が出ました。

 


私たちは基本雨夫婦なのですが、今回は晴れが多くてラッキーです。

 


星空の撮影は難しいのですが、プロのカメラマンに撮っていただいたので、素晴らしい写真に仕上がりました。

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その後、カメラマンさんに星の撮り方のレクチャーもしていただき、有意義で思い出深い夜になりました。

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デカいヤドカリに遭遇。

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カニも。

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4日目はホテルラウンジで朝食。

 


海岸を散策して、のんびり過ごす。

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午後から古宇利島を目指して移動したのですが、天候が悪くなり雨が降って来ました。

 


古宇利大橋付近の砂浜では小雨程度だったので、少し散歩しました。

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夕食は小さなステーキハウス「なんちち」で、サーロインステーキを食べました。


野菜もたっぷりで、とても美味しかった。

 

写真撮るの忘れててた。


ほとんど観光地も行かず「食」がメインになっていましたが、のんびり楽しい旅行でした。

 

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子ネコとハロウィン

Happy Halloween

 


と言ってもハロウィンについて、ほとんど知らないです。

 


お化けの仮装をした子供達が、近所を回ってお菓子を貰うという、日本で言うところの地蔵盆のようなものだろうか。

 


私はコスプレして渋谷に繰り出すようなパリピでもないので、無縁と言えば無縁なのだけれど。

 


他人が仮装しているのを楽しむことならあります。

 


USJのハロウィンはコスプレイヤーがたくさんいて楽しいです。

 

 


さて、PECOBOXというネコのオモチャ箱が通販でありまして、10月号がハロウィン特集なので購入してみました。

 

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ですので、ミュウと遊んでみました。

 

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ミュウ!後ろ!後ろ!

 

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ニャっ?

 

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きゃーーーーー!(ニャーーーーーー!)

 

 

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お化けをやっつけちゃうニャ!

 

 

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やっつけたニャ!

 

 

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カボチャもお気に入りニャ!

 

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コウモリ猫じゃらしもテンション上がるニャ!

 

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捕まえたニャ!

 

 

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帽子はお気に入りではないけど、仕方ないから被ってやるニャ!

 

 

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Trick or treat ニャ!

 

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PECOBOXのオモチャは丈夫でミュウも喜んでおります。

 

皆さんも楽しいハロウィンを過ごして下さい。

 

 

 

 

 

ゲーム・オブ・スローンズ

 

 

第69回目はゲーム・オブ・スローンズです。

 

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*以降ネタバレ注意です。

 


2011年のアメリカのドラマです。

 


2019年5月に最終話を迎えた全73話です。

 


長かった。

 


架空の世界、大陸ウェスタロスにおける7つの王国の玉座をめぐる戦い。

 


物語が始まる数十年前、七王国を束ねるターガリエン家はバラシオン家に倒され王座を奪われます。

 


国王ロバート・バラシオンが王の補佐役「王の手」にエダード・スタークを任命するところから物語は始まります。

 


スターク家は王家の暗部と陰謀に翻弄され、悲劇の道をたどって行く。

 


物語は主にウェスタロス北部のスターク家、王家バラシオン家(王女の出身のラニスター家)、と玉座奪還に燃えるターガリエン家を軸に進んで行きます。

 


ある事件をキッカケにスターク家とラニスター家は戦争状態のになり、バラシオン家も王位の継承を巡って参戦してきます。

 


スターク家の兄弟たちは散り散りになってしまい、長男のロブはラニスター家との戦争を指揮します。

 


長女サンサはラニスター家の人質となり、次女は放浪の旅にでてしまいます。

 


一方、王家復興を目指す、王女デナーリス・ターガリエンはその身ひとつから軍隊を起こし、やがて3頭のドラゴンを従えます。

 


私が過去に観た作品で最もドラゴンが美しく恐ろしく描かれています。

 


それぞれの名家の権力闘争が主軸となります。

 


そしてウェスタロスの北には大陸の端から端まである巨大な氷の壁があります。

 


壁の向こうには野人と呼ばれる蛮族が住み。

 


更に北からゾンビを従えた死の王が攻めてきます。

 


主人公の一人ジョン・スノウは北の壁の番人でしたが、死の軍隊を倒すため大陸を奔走し、物語の中核に入ってきます。

 


複雑に絡み合う名家の欲望と個人の復讐心が、物語を盛り上げています。

 


意外な人物が意外な結末を迎えたり、嫌な奴が実はいい奴だったりと、予測を良くも悪くも裏切ってくれます。

 


ラストは賛否両論あるようですが、私は受け入れようと思います。

 


印象としては三国志のような感じはしました。

 


実は私はアメリカドラマは長すぎて苦手です。

 


最後まで観たのは刑事ナッシュ・ブリッジスと、スタートレック/ヴォイジャーと、このゲーム・オブ・スローンズくらいなものです。

 


色々、観ようとは思うのですが、途中で飽きてしまうんです。

 


短い物は面白くないものが多いし。

 


でも、このゲーム・オブ・スローンズは最後まで観ることができました。

 


スカッとするような話ではないですけど。

 


好みはあると思いますが、ファンタジー、戦記物、ドラゴンが好きな人は是非観てみてください。

グラディエーター

 

 

第68回目はグラディエーターです。

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*以降ネタバレ注意です。

 


2000年のアメリカ映画です。

 


ローマ帝国の剣闘士の物語。

 


ラッセル・クロウ扮するマキシマス将軍は当時のローマ皇帝アウレリアス帝に、後継者にと指名されますが、返答を引き延ばしてしまいます。

 


その間にアウレリアス帝は息子のコモドゥスに暗殺されてしまいます。

 


マキシマスはコモドゥスを後継者と認めなかったために処刑されそうになります。

 


からくも窮地を脱したマキシマスは故郷を目指しますが、先まわりしたローマ兵に妻と息子を殺されてしまいます。

 


その後マキシマスが奴隷となり、剣闘士となって復讐の機会を待ちます。

 


という物語。

 


冒頭からゲルマン人との戦争で始まり、あとは闘技場でのバトルの連続で戦ってばかりの映画です。

 


しかし戦闘シーンはそれぞれシチュエーションが異なっていて、見応えがあります。

 


現実にコロッセオで殺し合いをさせていたのかと思うとゾッとしないでもないですが、美しくカッコよく描かれています。

 


西暦180年から始まるのですが、たしかにアウレリアス帝の没年と一致していますが、ストーリー上ラストは西暦192年ということになると思うのですが、映画では数ヶ月ほどの間の出来事になっている印象です。

 


史実を元にしたフィクションは大好きですが、史実と違うことが起こると時々混乱してしまいます。

 


まあ、映画は映画なので気にしないことにしましょう。

 


戦ってばかりの映画と書いてしまいましたが、ストーリー背景は少し複雑です。

 


ローマの歴史文化の理解が少しないと、展開が強引に感じるかもしれません。

 


特に元老院の存在です。

 


実は私は元老院のことがよく解っていません。

 


国会議員(貴族院)のようなものだと思っていますが、どの程度の権力を持っているのでしょうか?

 


皇帝とのパワーバランスもあまり解っていません。

 


これは映画が悪いのではなく私の勉強不足なので、映画を観るのに支障はないと思いますが、皇帝を失脚させるくらいはできそうです。

 


そのため皇帝は市民に人気取りをする必要があるということなのでしょう。

 


あってますでしょうか?

 


というわけで、グラディエーターとしてローマ市民の人気を掌握したマキシマスは皇帝が無視できない存在となっていきます。

 


しかも、人気があるため、暗殺もできません。

 


コモドゥスは自分の支持率を下げずに、マキシマスを合法的に葬らなければならない。

 


ということで、この物語が成立するわけです。

 


正直、奴隷剣士くらいとっとと殺しちゃえば良いのにと思わなくもないですが、皇帝といえどそこまで自由では無いようです。

 


感想としては戦闘シーンは魅力的だし、ストーリーも面白い。

 


どうせならもう一波乱あっても良いと思うのですが、不発に終わってしまって残念です。

 


そこが、絶望感があって良かったのかもしれませんが。

 


少々、寂しい結末だったように思います。

 


関係ありませんが、主演ラッセル・クロウが友人の父親に似ているので、面白かったのです。

 


友人は

「……無理矢理見ようと思えば、似てないこともないかな……」

と苦笑気味でした。

 


ちなみに私の父親はハリソン・フォードに似ていると思っていますが。

 


誰一人同意を得られていません。