第71回目はカメラを止めるな!です。
*以降ネタバレ注意です。
2017年の日本映画です。
当時はかなり話題になりました。
300万円の低予算で、大ヒットを飛ばしたことで有名です。
ブログを書くにあたって、極力ネタバレしないようにつとめているので、内容はゾンビ映画であるとだけ伝えておきます。
正直なところ私はあまり期待していませんでしたが、結論から言うと面白いです。
前半はハンディカメラのワンカット撮影で40分ほどあるのですが。
激しいカメラワークというか、揺れまくりで、私は画面酔いをおこしてしまい。
もう、限界でした。
しかし、後半衝撃の展開となり最後までみっちり楽しむことができました。
ほかのゾンビ映画にはない、親子の絆も描かれて、感動すら覚えました。
オススメの映画かといわれると、あまり映画に関心のない人には「興味があれば観てみたら良いよ」程度の出来なのですが。
映画に携わっている人や、映画関係職を志している人には必見の映画です。
特に学園祭で映画を撮ろうと考えている人なんかには教科書のような作品です。
絶対に観ましょう。
逆にこの映画を観て映画の世界に足を踏み入れる人が現れるかもしれません。
芸能関係者の評価が高いのも納得です。
低予算でも良い映画が撮れるという見本のような映画です。
当然、安っぽい映像なのですが、ズルい(褒め言葉)納得する言い訳があるのです。
脚本の勝利です。
不可能に思える撮影に挑み、トラブルを乗り越えていく映画製作者の情熱を感じます。
ある意味、凄い映画でした。
騙されたと思って一度、観てみて下さい。