シン・ウルトラマン鑑賞記念として、10年前2012年にmixiに投稿した記事を再投稿しています。
リクエストにお答えして、空想でメトロン星人と対決してみました。
一応テレビの話に沿ったつもりですが、メトロンさんについてはあまり記憶がないので、だいたいこんな感じの話だったと思って書いています。
あくまで、正義の味方の私が宇宙人と戦うヒーローだったら、という妄想です。
第2話れらられららり
カズマ
「どうも、こんにちは、おじゃまします」
「いらっしゃい。どうぞどうぞ。汚ないところですが上がってくださいよ」
カズマ
「言っては何ですけど、よくこんな古いアパート見つけましたね」
「えー、良いでしょ。結構気に入ってるんですよ。さっ座って座って」
カズマ
「どうして、こんなえっと庶民的なお住まいに」
「そっ、そこなんだよね。やっぱり地球人を知るにはこう社会に馴染まないとね」
カズマ
「僕、お茶煎れますね」
「そんな、お客さんなんだから気を使わなくても」
カズマ
「いえいえ、メトロンさんこそ地球のお客様なんですから。ちょうど、いいハーブティーが手に入ったんですよ」
「そうですか。すみませんねぇ」
カズマ
「地球には何をしにいらっしゃったんですか?観光とか?」
「まぁ、そんなとこだよね。趣味っていうかヒューマンウォッチングての」
カズマ
「で、どうです。何か解りました。あっお茶どうぞ。リラックス効果があるそうですよ」
「いただきます。いやー地球の生活って結構ストレス溜まるんだよね。地球人て割と気難しいっていうか」
カズマ
「そうですか。色々と迷惑かけちゃてるみたいですね」
「いえいえ、そんな大したことじゃないんだけどね。でね、地球人観て思ったんだけどね。ほら、よく地球侵略企んでる宇宙人いるでしょ」
カズマ
「えーたまに会いますよ」
「あれって頭悪いよね。もっと楽な方法あるのに」
カズマ
「へーどうやるんです。あっお茶おかわりどうぞ」
「あっどうも。で、どうやるかって言うろれすね。地球りんのおららいの信頼関係を崩してやるんれすよ。それれれ……」
カズマ
「はぅっセヴン、セヴンが来るっ!」
カズマ
「メトロンさん!しっかりして下さい」
「あーお茶飲んらら気持り良るらって寝れしまっらー。ろこまれ話しらっけ?」
カズマ
「お茶おかわりしますかってとこですよ」
「あーそうらっられー。このお茶、らんらか気持ちいいれー」
カズマ
「どんどん飲んで下さい」
「もっろくららい」
カズマ
「どうぞどうぞ?あっお茶切れちゃいました」
「えーもうらいろ?ちよっろ買っれ来れるれる」
カズマ
「あー残念ながら、このハーブ近所の学生が押し入れで育てたやつをわけて貰ったんで、もうないんですよ」
「そんらー」
カズマ
「じゃ、日も暮れて来たんでそろそろおいとまします」
「こんろまらおらおれらいりまるろ」
カズマ
「あーはい、またおじゃまします。それとさっきの話ですけど、信頼関係を崩すも何も、人間はそれほどお互いを信用していませんから。じゃ」
おしまい。
良ければ、続きます。