カズマの一期一映日記

映画の感想と雑談

K-19

第314回目は「K-19」です。

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出典U-NEXT


2002年のアメリカ・イギリス・ドイツ・カナダ合作の潜水艦映画です。

 


潜水艦好きであり、ハリソン・フォード好きの私としては、この映画を観ないわけにはいかないのです。

 


しかし、かくも恐ろしい映画であったことは知りませんでした。

 


ハッキリ言って地獄のような映画でした。

 


決して面白くないわけではありません。

 


どんなホラー映画よりも恐ろしい映画です。

 


これが実話であるということが、信じられません。

 


いや、ソ連製の潜水艦ならば、有り得るのかもしれません。

 


そう思うと、ますます恐ろしいです。

 


さっきから、恐ろしいしか言ってないですけど、それ以上言葉が出てきません。

 


この恐怖体験を是非、味わってみてください。

 


物語はソ連の最新鋭潜水艦「k-19」が竣工するところから始まります。

 


しかし、この潜水艦はトラブル続きで、出航前にすでに、10人の死傷者を出していました。

 


そこでついたあだ名が「未亡人製造艦」でした。

 


そこに赴任してきた新任艦長のアレクセイ・ボストリコフ(ハリソン・フォード)は任務遂行のために、訓練や人事に尽力をつくします。

 


しかし、乗組員とは関係が上手く行きませんでした。

 


果たして「K-19」は無事に任務を遂行できるのでしょうか?

 


是非、観てみてください。

 


舞台設定が1961年なので、潜水艦の設備が古く感じるのかもしれませんが、

 


明らかに、よろしくない感じが漂っています。

 


ソ連製というところがもたらす偏見かもしれませんが、欠陥潜水艦という雰囲気は最初から抜群に伝わって来ました。

 


私は潜水艦が好きなのですが、もともと絶対に乗りたくないと思っています。

 


理由は一つ、原子炉を積んでいるからです。

 


いくら原子炉が隔離されていると言っても、信用できるはずがありません。

 


ましてや、ソ連製などもってのほかです。

 


必ず漏れるに決まっています。

 


その点、日本の潜水艦はディーゼルエンジンなので安心です。

 


しかし、それはそれで息苦しそうで、やはり乗りたくありません。

 


全国のサブマリナーの皆さんには申し訳ありませんが、とてもじゃないけど乗れたものではありません。

 


さて、とにかく嫌というほど潜水艦の嫌なところを見せつける映画ですが、見どころは満載です

 


潜水艦ものでは定番の艦長と副館長の確執も緊張感があります。

 


戦闘シーンは、ほぼないのですが手に汗をかく緊張しっぱなしの映画です。

 


とにかく健康で元気な時に、観ることをオススメします。

 


病気の時には決して観ないでください。

 


間違いなく潜水艦映画の中では、名作で歴史に残る作品でしょう。