第251回目は「トップガン・マーヴェリック」です。
2022年のアメリカの航空アクション映画です。
*以降ネタバレ注意です。
遂に公開されました1986年の「トップガン」の続編です。
遅れ馳せながら、劇場で鑑賞して参りました。
結論から申し上げますと、
メチャクチャ面白かったです。
航空アクション映画としては最高の出来です。
また、続編としても非の打ち所がない作品に仕上がっています。
まだ観ていない人は、是非フルスロットルで映画館にGO!でございます。
現在公開中ということもあって、あらすじについては、語らないでおきたいと思います。
とか言いながら、最低限に絞って語っておこうと思います。
前作から三十数年後、マーヴェリックは前線を退き新型機のテストパイロットになっていました。
ところが紆余曲折ありまして、あるミッションのため、トップガンの教官として転属を命じられました。
相変わらず無鉄砲なマーヴェリックですが、まともに生徒たちを指導することができるのでしょうか?
ミッションは成功するのでしょうか?
という内容になってます。
前作の「トップガン」を踏襲する様な演出がふんだんに含まれています。
是非、とも前作を観直してから、劇場へと向かう事をお勧めします。
前作から成長したマーヴェリックと、過去にとらわれたマーヴェリックの二面性が上手く表現できていた様に思います。
登場人物にも、少しばかりの仕掛けがあり、前作との関連を強くしております。
いわゆるドラマパートは歳を重ねるということが、重要視されているように感じました。
マーヴェリックも生徒だった立場から、教官になるので、責任の重圧を感じたりと、大人になった感じがします。
相変わらず無茶な操縦をしていましたが、そこがマーヴェリックの魅力でありトップガンの見どころでもありますね。
さて、今回のメインの戦闘機はF/A18スーパーホーネットです。
現在では旧式の戦闘機ですが、事情によってこの機体に搭乗することになります。
今まで意識したことはありませんがF-18もカッコ良いですね。
航空シーンはもう全てが凄いです。
ちょっとF-18では無理そうな軌道もありますが、マーヴェリックの操縦テクニックが可能にしたのでしょうか?
さすがトップガンです。
ミッションについてはリアリティよりもフィクションが強めな設定になっていました。
例えば敵国の名前は出てこず「ならず者国家」と表現されていました。
特定の敵を示さないのは国際的な配慮がなされていたのでしょうか。
私的には当てはまる国は思いつきませんでした。
ミッションも現実離れした作戦で、あり得なさそうです。
ところで皆さまは、「エースコンバット」というゲームをご存知でしょうか?
いわゆるフライトシミュレーションゲームです。
戦闘機に乗って、様々なミッションをクリアしていくゲームです。
この映画のミッションは、もろエースコンバットにありそうなミッションです。
私はミッションの内容を観たとき
「このミッション、ゲームでやったことある」
と思ってしまいました。
地形や敵の迎撃システムなどが、まさにエースコンバットでした。
個人的にはテンション爆アゲでした。
最早、これは実写版エースコンバットと言っても過言ではないくらいです。
実際、ゲームのエースコンバットとトップガンがコラボしているので、確信犯的に狙っているのだと思います。
当然、クライマックスの戦闘シーンも現実ではあり得ない様な激しいものになっています。
前作の数倍は盛り上がると思います。
前作が好きだった人は絶対、観に行ってください。
もうアフターバーナー全開で観に行ってください。
久しぶりに、最高の映画を観ました。
戦闘機が好きな人も是非観に行ってください。
家に帰ったら、直ぐにエースコンバットをやりたくなったんだけど、
コントローラーが壊れてました。残念。