長崎に行って来ました。
長崎と言えば、隠れキリシタン。
隠れキリシタンと言えば映画「沈黙 -サイレンス-」
そんなわけで1日目は沈黙の舞台「トモギ村」のモデルとなった外海地区に行ってまいりました。
(映画の撮影は台湾で行われたそうです)
その日は天候が悪く長崎行きの飛行機が飛ぶのか飛ばないのか、なかなかはっきりしませんでした。
条件付きで飛び立ったものの、無事に長崎空港に到着できました。
空港のすぐそばにレンタカー店があるので、凄く便利です。
お昼前に到着したので、腹ごしらえをしようと長崎水産食堂へと向かいました。
道中あちこちに桜が咲いており、長崎には一足先に春が来ているようでした。
長崎水産食堂では特盛海鮮丼をいただきました。
妻は刺身定食です。
漁港にあるので、お魚が新鮮です。
ボリュームもあって満足でした。
さて食欲も満たされたところで、手始めに向かった先はカトリック黒崎教会です。
1920年に建てられたレンガ造りの教会です。
内部は撮影禁止なので、お見せできないのが残念です。
ほかに人がいなかったので、静かな時間を過ごせました。
続いて向かったのは遠藤周作文学館です。
遠藤周作は映画「沈黙 -サイレンス-」の原作「沈黙」の作者です。
因みに、私は一度も読んだことはありません。
私の知識は映画の「沈黙」についてだけです。
個人のミュージアムなので、私にとってはめぼしいものはありませんでした。
遠藤周作ファンの人は是非、行ってみてください。
現地につくまで、天気はどん曇りで波は荒く、映画「沈黙 -サイレンス-」を彷彿とさせる絶好の拷問日和でした。
ところが文学館を出た途端、晴れ間が現れました。
なかなかに神々しい景色だったと思います。
続いては出津教会にやってきました。
黒崎教会とは違って、白い漆喰の教会です。
西洋的な美しさと和風建築が融合した建物です。
マリア像も美しいです。
近隣には外海歴史民族資料館があります。
この地域に来ていたド・ロ神父の資料館もありました。
ここの職員さんが親切な方で、色々教えてくれて勉強になりました。
近くに遠藤周作「沈黙」の碑もありました。
「人間がこんなに哀しいのに
主よ 海があまりに碧いのです」
日も傾いてきたところで、稲佐山展望台へと向かいました。
日が暮れるまで展望台のレストランで、コーヒーを飲んで時間を潰しました。
夜景は山の斜面に灯が広がっていて綺麗でした。
夕食は長崎サーロイン食堂でいただきました。
こじんまりとした店ですが、とても美味しくて、良い店でした。
長崎での食事はかなり満足しました。
眺望はイマイチでしたが、部屋は広くてゆったりくつろげる部屋でした。
2日目はホテルの近くにある大浦天主堂とグラバー園を周ります。
ホテルから徒歩数分で大浦天主堂に着くので、ホテルの立地条件は最高です。
2日目は信じられないほど晴天でした。
こちらは観光地化していて人がたくさんいました。
そういう経緯もあって、近くに大浦教会が建てられ、信者の方はそちらで礼拝しているそうです。
グラバー園は意外と大きな敷地の庭園となっています。
亀の上に亀…
ありがたいことに動く歩道が施設されていました。
園内の喫茶店でランチをしました。
窓から桜が見えました。
これってイージス艦ですか?
帰りは道々、お土産屋を覗きながらホテルへと帰りました。
ステンドグラスプリンです。
途中の輸入雑貨店で、店主のおじさんが手品を見せてくれてラッキーでした。
何故か実弾キーホルダーを買いました。
大浦天主堂がライトアップされているので写真だけ撮りに行きました。
祈念坂
夕食はホテルで軽く済ませました。
長崎ちゃんぽんやトルコライスに未練はありましたが、1日目に良いものを食べたので、食に対する欲求は満たされてしまっていたのです。
3日目は帰るだけなので、観光はなしです。
空港で食べた角煮まんが美味しかったです。
そんなこんなで長崎を満喫してまいりました。