第174回目はゴーストバスターズです。
*以降ネタバレ注意です。
コレコレ!
これこそ私が求めている映画です。
久しぶりに観ましたが、やはり面白かったです。
映画には様々なジャンルがあってそれぞれ楽しみ方が違うと思います。
娯楽映画としては最高の出来だと思います。
この映画を私は公開当時映画館で観ましたが、その当時の興奮が蘇りました。
現代の作品と比べると映像的には目劣りするかもしれませんが、最近の作品にはない魅力を感じます。
私の思い出補正が掛かっているのかもしれません。
それでも、一度は観ておいて欲しい作品です。
物語はニューヨークのコロンビア大学で、超常現象、超心理学を研究しているピーター・ベンクマン博士、レイモンド・スタンツ博士、イーゴン・スペンクラー博士が主人公です。
いわゆる幽霊を研究している3人ですが、大学側からインチキ扱いをされて、研究室を閉鎖、大学を追放されてしまいました。
そこで3人は幽霊退治会社「ゴーストバスターズ」を結成します。
最初は仕事なんてあるはずもありませんでした。
ところが、ある日を境に次々と仕事が舞い込み、ゴーストバスターズは大繁盛となります。
ニューヨークはゴーストで溢れかえっていたのです。
果たしてゴーストが現れる原因は?
ゴーストバスターズの運命は?
是非映画を観てください。
この映画は105分しかなくて短いですが、あと15分増やして、もう一事件増やしてもよかった様に思います。
構成としては、ツカミの事件、最初の仕事、ラスボスとの戦い、という風に最低限の構成となっています。
それ故にスピーディーで退屈させないようになっているのかもしれません。
しかし、個人的にはもう少しゴーストバスターズの活躍が見たかったような気がします。
ゴーストが出て来ますが、まるで怖くはありません。
楽しい映画です。
しかもジョークもオシャレに感じます。
コメディでありながらシリアスな部分もあり、そのバランスは抜群だと思います。
ゴーストで、門の神と鍵の神というのが出てきます。
英語では、ゲートキーパーとキーマスターと言っています。
なんかカッコ良くないですか?
子供心にゴーストの設定に魅了されてしまいました。
そして、ラスボスの姿にドギモを抜かれたのを思い出します。
少し童心に帰って鑑賞してみて欲しいです。
そして、お子様がいる方は、幽霊に興味を持ち始めた時を狙ってこの映画を見せてみましょう。
幽霊が怖くなくなるかもしれません。
間違っても「シックス・センス」は観せないようにしましょう。
そんなこんなで、非常に懐かしい映画でした。
ところで、以前勤めていた職場では始業前nラジオ体操をしていました。
その日は気分が良く、私は両手を広げ、クルクルと回ってみました。
「なんで回ってるんですか?」
同僚が聞いてきました。
「映画ゴーストバスターズの真似です」
と私は答えました。
「そんなシーンありましたっけ?」
同僚の記憶にはなかったようです。
実はこのシーンは私が全ての映画の中で最も好きなシーンの一つなのです。
もし「ゴーストバスターズ」を見る機会があれば、探してみてください。