カズマの日記

映画の感想と雑談

アメリカン・ビューティー

 

 

第102回目はアメリカン・ビューティーです。

 

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出典amazon.co.jp

 

1999年のアメリカ映画です。

 


*以降ネタバレ注意です。

 


タイトルのアメリカンビューティーアメリカの美人という意味ですが、どうやらバラの品種だそうです。

 


ところどころバラの演出が出て来ます。

 


鑑賞する前は、中年男性が娘の友だちに恋をしてハッスルする話という認識でした。

 


しかし、実際はもっと複雑でアメリカの社会問題を詰め込んだ奥の深い内容になっています。

 


物語は42歳平凡中年レスター・バーナムの日常を中心に描かれています。

 


レスターは妻キャロラインとは上手くいっておらず、娘からも毛嫌いされている。

 


それでも家庭のことを考えるレスターに転機が訪れる。

 


娘ジェーンの友だちのアンジェラに出会い、夢中になってしまう。

 


それからレスターは自分中心の思考になり、行動力も増加した。

 


アンジェラに気に入られるため、筋トレやジョギングに励み肉体改造をする。

 


娘のジェーンはそれが気持ち悪い。

 


動機は不純だが、私はそこは悪くないと思います。

 


妻に従順だったレスターは自信をつけ、妻にも強気に出るようになった。

 


会社にも強気にでる。

 


ここまでくると、やり過ぎで気の毒になってくる。

 


しかし、レスターは若さを取り戻したように活気に溢れている。

 


そういう生き方も良いのかもしれない。

 


良いのだろうか?

 


バーナム一家は家庭不和に落ち入り、さらに近隣の住民とも問題を抱える。

 


隣に引っ越して来たフィッツ家。

 


元軍人のフィッツ大佐は同性愛者嫌いだが、隣はゲイのカップルが住んでいた。

 


息子のリッキー・フィッツは好青年を装っているが、問題児で盗撮マニアでもある。

 


リッキーは父親に暴力で抑圧されており、その反動で悪事に手を染めたのかもしれない。

 


そんなリッキーはジェーンを盗撮するが、何故かジェーンはリッキーを好きになってしまう。

 


そのほかにも不倫問題や麻薬問題を抱えながら、レスターは陽気に過ごしていく。

 


という物語。

 


普段おとなしい人が吹っ切れたら、怖いんだなという話。

 


不憫なような、羨ましいような。

 


極端なアメリカの家庭の縮図なので、変人ばかりが集合していますが、アメリカではヒットしているようなので、案外リアリティがあるのかもしれませんね。

 


自分が人生をくすぶって過ごしていると感じている40代くらいの男性にオススメの映画です。

 


あまり健全な内容ではないし、良い結末でもないですが、自分を変えるキッカケになるかもしれません。

 


機会があれば観てみてください。