カズマの日記

映画の感想と雑談

ゴジラ

 

 

 

第85回目はゴジラです。

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出典amazon.co.jp


*以降ネタバレ注意です。

 


1954年の日本の特撮映画です。

 


私とゴジラの出会いは父親がパチンコの景品で取ってきたゴジラの写真集だった。

 


写真集というか、小さなコミックサイズのモノクロフォトブックという感じです。

 


当時、幼稚園児の私はゴジラの存在を知りませんでしたが、気に入って何度も読み返していました。

 


それはなかなか出来が良くって迫力のある写真ばかりでした。

 


しかし、私にはゴジラは映画という認識はなく、本の中の存在なのでした。

 


それからしばらく経ってTVでゴジラを始めて観ました。

 


ゴジラ対メカゴジラが初めて観たゴジラ作品です。

 


途中から観たので、最初は気づいていませんでしたが、ゴジラが出てきた瞬間に私はめちゃくちゃ驚きました。

 


ゴジラや!……ホンマにおったんや……」

家族は私がゴジラが実在すると思っていると思ったようだが、そうではない。

 


あのゴジラの写真集が映画として存在しているということに気がついたのだ。

 


それから私はゴジラ映画を好んで観るようになりました。

 


今回はそんなゴジラの一作目を鑑賞しました。

 


今や、初代ゴジラを観たことがあるという人は少ないのではないでしょうか。

 


TV放送されることもないので、一時期は幻の作品とも言うべき存在だったのですが。

 


時代も変わって、ネット配信やケーブルテレビで簡単に観ることができるようになりました。

 


本当にいい時代になりましたね。

 

 

 

最近はハリウッドでゴジラが製作されるので、やはり初代ゴジラは鑑賞しておくべきではないだろうかと思います。

 


物語は水爆実験によって太古の巨大生物が目覚め、日本にやって来るというもの。

 

 

 

小笠原諸島近海で貨物船や漁船が遭難する。

 


目撃者の証言から巨大生物の存在が明らかになる。

 


大戸島の人間は島の伝説の怪物ゴジラの仕業ではないかと話す。

 


ゴジラが通った跡から放射能が測定されたため、水爆実験の影響を受けていると推測される。

 


その割には、現地の民間人は避難もせず、放射能を測定している山根博士は防護服すらつけていない。

 


当時は放射能に対する認識が薄かったのだろうか。

 


そしてついに、ゴジラが山の向こうから顔を出す。

 


このシーンがゴジラ初登場で私も初めて観るシーンだった。

 


当時を知る人の証言ではゴジラの登場した瞬間、映画館では観客が驚きのあまり仰け反ったらしい。

 


そんなこんなで、やがてゴジラは東京へとやって来る。

 


海岸線には対ゴジラ用に巨大な有刺鉄線が張り巡らされ、5万ボルトの電流が流された。

 


それにしては電圧が低くはないだろうか?

 


ピカチュウでも10万ボルトは出すと言うのに。

 


案の定、有刺鉄線はアッサリ突破され、壮絶なゴジラの東京観光が始まる。

 


東京の街のミニチュアセットは素晴らしい出来で、それを惜しげもなく破壊して行く。

 


見応えのある映像で芸術の域に達していると思う。

 


白黒影像も相まってチャチな感じはしない。

 


防衛隊の戦力ではゴジラに全く歯が立たず、東京はなす術なく蹂躙されるがままだった。

 


東京ぶらり旅を終えたゴジラはやがて東京湾へと出る。

 


戦闘機がミサイルを発射するが、なぜか一発も当たらない。

 


怪獣パートはそんなところです。

 


人間ドラマパートは古生物学者の山根博士のゴジラ抹殺反対という学者としての葛藤があり。

 


山根博士の弟子、芹沢博士には原水爆を超えるかもしれない新兵器水中酸素破壊装置を作ってしまったことの葛藤が描かれる。

 


山根博士の娘、恵美子は水中酸素破壊装置でゴジラを倒すことを考えつくが、芹沢博士は悪魔の発明の使用をためらう。

 


果たしてゴジラの運命やいかに。

 


この物語には反核のメッセージが込められている。

 


これ以降のゴジラとは違う重厚な作品です。

 


言わばこのゴジラこそが本物で、のちのゴジラは別物と言ってもいいくらいだと思います。

 


ゴジラが好きでない人も怪獣映画の原点として一度くらいは観ても損はしないと思います。

 


面白いか?と言われると、古いので保証はできませんが、よく出来た映画であることは間違いありません。

 


機会があれば観てみて下さい。

 


ところで一つ気になるシーンがあるのですが、重要なシーンでテレビの電源が切れていたはずなのに、突然テレビが映り出すシーンがあります。

 


良いところだったのですが、不可解すぎて気が削がれてしまいました。

 


そこだけ気になりました。