カズマの一期一映日記

映画の感想と雑談

シャイニング

 

 

 

第79回目はシャイニングです。

 

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出典amazon.co.jp

 


*以降ネタバレ注意です。

 


1980年のアメリカのホラー映画です。

 


子供の頃に一度観たことがあります。

 


おそらく途中から観たので、全然話を理解していませんでした。

 


私の印象では小説家のジャックがスランプに落ち入り、頭がおかしくなって妻と子供に襲いかかると思っていました。

 


ところが、改めて観てみると印象がガラリと変わりました。

 


ストーリーは冬の間、閉鎖されるオーバールック・ホテルの管理人を主人公ジャック・トランスが引き受けることから始まります。

 


この時にホテルで以前惨殺事件があったことを知らされています。

 


さらには先住民の墓地の跡だったことも知らされていました。

 


この時点で幽霊ホテル確定です。

 


ジャックは妻のウェンディと息子のダニーをともなってホテルに住み込みます。

 


ホテルの料理長ハロランはダニーが超能力「シャイニング」の持ち主であると見抜きます。

 


ハロラン自身もシャイニングの持ち主です。

 


ダニーはさらにトニーという別人格も持っています。

 


という情報が惜しげもなく前振りで解説された状態で物語は始まります。

 


普通はもうちょっともったいつけて、情報を小出しにしそうな気がします。

 


さて、ジャック一家は数々の心霊現象に打ち勝つことができるでしょうか。

 


タイトルになっているシャイニングは超能力ということですが、ほとんど活躍しません。

 


ダニーはチョット霊感が強いくらいな感じです。

 


トニーという別人格もあまり必要性を感じませんでした。

 


幽霊達はそれぞれいい演出で描かれていて、絶叫するような恐怖シーンはないですけど、ジワっと恐怖を与えるような感じです。

 


幽霊より怖いのはやはり主人公ジャック・トランスを演じるジャック・ニコルソンの顔、そして妻ウェンディを演じるシェリー・デュバルの顔です。

 


この2人の演技は見ものです。

 


原作はスティーブン・キングで、この映画を観て激怒したそうです。

 


ジャック・ニコルソンの顔が怖すぎて、どこから狂気におちいったのか解らないじゃないか」ということです。

 


のちにスティーブン・キング主導でドラマ化するのですが、残念な出来だったようで、シャイニングといえばこのスタンリー・キューブリック版というのが一般的なようです。

 


現在、続編のドクター・スリープが公開されていますが、映画版とドラマ版のどちらを前作としているのでしょうか。

 


楽しみですね。

 


ホラーやサイコスリラーが好きな人にはオススメです。

 


一度観てみて下さい。

 

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ちなみにこの写真はうちのネコ、ミュウとシャイニングごっこをして遊んでいるところです。