カズマの日記

映画の感想と雑談

宇宙戦艦ヤマト(TV版)

 

 

第74回目は宇宙戦艦ヤマト(テレビ版)です。

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出典amazon.co.jp


*以降ネタバレ注意です。

 


1974年放送のテレビアニメです。

 


実は私は船が好きです。

 


船と言っても、もっぱら宇宙戦艦の方だけど。

 


ガンダムでもモビルスーツよりも艦船に魅力を感じます。

 


初めて買ったガンプラホワイトベースでした。

 


銀河英雄伝説は艦隊戦が見所だし。

 


私は宇宙戦艦が活躍する作品が好きだ。

 


その原点はやはり宇宙戦艦ヤマトにあります。

 


今月はCS放送ででヤマト特集をやっているので、久しぶりに全話鑑賞しようと思ったわけです。

 


近年リメイクされた宇宙戦艦ヤマトですが、それはそれで素晴らしい出来です。

 


しかしオリジナル版にはオリジナル版の良さがあるのです。

 


無理にとは言いませんが、生涯に一度くらいは観ても良いと思います。

 


なにぶん古い作品なので、フィルムの状態は良くありませんでした。

 


これでデジタルリマスター版なのだから、時の流れの無情さを感じずにはいられません。

 


ですが、後半はフィルムの状態はまだ良いように感じました。

 


のちに発売されたTVゲームのせいで私はヤマトをだいぶ美化して脳内再生いたようです。

 


想像以上に作画は良くありませんでした。

 


しかし、ストーリーは抜群に面白く感じました。

 


物語は西暦2199年、地球は未知の宇宙人ガミラスによって絶滅の危機に瀕していた。

 


ガミラスの攻撃方法というのが、遊星爆弾という隕石を地球に何個も落下させるというものだ。

 


質量兵器など今では珍しくないが、この時代にこれほどバンバン使う作品があっただろうか?

 


ガンダムコロニー落としも作中で一回使われただけでした。

 


この遊星爆弾で地球の海は蒸発し、大気は放射能に汚染され、人類は地下都市に避難したものの、人類絶滅まであと一年となってしまった。

 


安易に艦隊戦などせずに、無慈悲な長距離爆撃をするというガミラスの一方的な攻撃に恐ろしさを感じます。

 


さて、そんな地球に救いの手を差し伸べる者がいました。

 


それがイスカンダルのスターシャ。

 


地球から14万8千光年離れた惑星イスカンダル放射能除去装置コスモクリーナーDを取りに来いとメッセージを送って来た。

 


恒星間航行を可能にする波動エンジンの設計図と共に。

 


波動エンジンを組み込まれた宇宙戦艦ヤマトはワープを可能とし、ガミラスもビックリの破壊力を誇る波動砲を装備することとなった。

 


果たしてヤマトは地球を救うことができるのか。

 


という物語です。

 


子供の頃は夢中になってみていたし、今ほど目が肥えていなかったので、最高の作品だと思って、毎週楽しみにしていました。

 


しかし改めて観るとものすごく作りが雑なのが目についてしまう。

 


観たのは小学生の頃(再放送)だったので、記憶も曖昧だけれど、思っていたのと違うところが多々ありました。

 


その当時は制作スケジュールも過密で、書き直している暇もないのだろうけど作画ミスが結構ある。

 


細かいところは良いのだけれど。

 


目立つところでは、沖田艦長が通信士の相原を呼ぶシーンだが、やってきたのは別人だった。

 


「艦長!そいつは相原じゃなくて、副航海長の太田です!」

私は思わずツッコミを入れてしまったが、画面上では空気を読んだ太田が相原のフリをしてお芝居を続けた。

 


そのほか、軍服の色が違うだとか、チョコチョコあるんだけど、設定が定まっていない状態で制作が進んでいたことがうかがえます。

 


特に驚いたのが、ガミラス人といえば肌の色が青いのだが、デスラー総統の肌が10話くらいまで肌色だったのだ。

 


改めて観るまで、全く記憶にありませんでした。

 


後ほどの設定で、冥王星基地のガミラス人が実はガミラスの植民地の人間でガミラス人じゃないから肌が青くない説は納得がいくが、流石にデスラー総統は青色じゃないとダメだろう。

 


更に驚くことは、ネタバレなので詳しくは書かないが、私は物語の後半まで、ガミラス星イスカンダル星の位置が不明だったと認識していました。

 


ガミラス星イスカンダル星の位置関係が判明した瞬間、私はこの設定は凄いと感嘆したものだった。

 


しかし、改めて観てみると1話目からガミラス星イスカンダルの位置関係は公開されていたのでした。

 


全く気がつかなかった。

 


そのほかにも記憶にない場面がたくさんあった。

 


まず、ヤマトが発進する前に、一度戦闘になっていた。

 


2話目で発進かと思いきや、3話目でヤマトは発進する。

 


そういえば、沖田艦長が古代進と島大介をヤマト艦内を案内する際に波動砲の発射口に連れて行ったが、そこは放射能で汚染されているのではないだろうか?

 


実はこの時沖田艦長の宇宙放射線病が悪化したのだったりして。

 


それから、太陽系を脱出するまでに、10話くらいかかっている。

 


意外と戦闘シーンは少ない。

 


ブラックタイガー(艦載機)の出番も少ない。

 


波動砲も4、5回程しか撃たなかった。

 


私のイメージでは水戸黄門の印籠のように毎回ぶっ放しているような気がしていたが、ここぞという時にしか撃たなかった。

 


これはやはりストーリー、脚本が良くできていることだと思う。

 


イスカンダルとの中間地点にあるバラン星にたどり着いたのが20話目くらい。

 


全26話なので、展開が遅い感じはしました。

 


その代わり21話目からのヤマトの進撃とガミラスの攻撃は鬼気迫るものとなっています。

 


そして最終回のラスト1分くらいの印象が全然違う。

 


こんな終わりだったっけな?

 


だれか、もし観る機会があって、最終回の印象が違うと感じた人は教えてください。

 


サクッと観るには劇場版宇宙戦艦ヤマトをお勧めしますが、やはりどうせ観るならテレビシリーズをお勧めします。

 


それでは、ヤマトファンの諸君また会おう!

 


つづく