第43回目はホーム・アローンです。
出典amazonn.co.jp
*以降ネタバレ注意です。
1990年のアメリカのコメディ映画です。
当時、この映画の主演子役マコーレ・カルキンが名を轟かせた。
シリーズも5まであるらしく、人気作品のようだ。
私は以前にテレビでチラッと観ただけで、観るのは初めてだった。
シカゴ在住のマカリスター家は主人公ケビンを含む15人の大家族である。
伯父さん夫婦とその子供が同居している。
子供だけで11人だ。
一家はフランス旅行を翌日に控えていた。
旅行の準備でドタバタしたなか、兄弟喧嘩をしてしまったケビンは屋根裏に閉じ込められる。
ケビンは8歳だが、いたずらっ子で手に余る少年だった。
兄弟からも疎ましがられ、両親にも呆れられていた。
翌日、停電のため目覚まし時計が鳴らず、時間ギリギリに目覚めた一家は慌てて、フランスへと旅立った。
ケビンを忘れて。
取り残されたケビンは一人きりの自由を満喫するが、その家は空巣のターゲットにされていた。
ケビンは一人で空巣の撃退を決意する。
今なら、この映画の両親は虐待で訴えられそうです。
ケビンは家中に様々なトラップを仕掛けて、空巣を撃退しますが、正直なところ、やり過ぎです。
おそらく子供が大人を手玉に取るのが痛快で面白いのだと思いますが、考え過ぎの私は過剰防衛になるのではないかと心配していました。
それどころかケビンが空巣を殺してしまうのではないかとハラハラしていました。
私も子供の頃はいたずらっ子で、チビッコギャング団「限度を知らない子供達」の一員(黒幕という噂もあり)でしたが、ケビンほどではないです。
子供の頃は気づいてませんが、大人になると限度を知らないって怖いなーと思ってしまいます。
ケビンを観ていると、自分らもやりかねないと恐怖してしまいます。
コメディなのですが、笑いごとではなかったです。
ファミリー向けの映画なのでしょうが、子供には見せたくない映画です。
子供には悪い奴はコテンパンにやっつけてもいいという錯覚があります。
大人でもそう思っている人がいます。
とてつもなく危険です。
この映画を観るには大人の助言が必要です。
ところで、私が子供の頃、よく鍵を忘れてしまい、家に入れないことがあった。
しかし、私には秘密の侵入方法がありました。
家のある窓を外から、ある方法で開けることができたのです。
鍵を忘れた時は、私は窓から家に入っていました。
私としては悪戯感覚だったと思います。
ある日、私が留守番をしていると、誰も居ないはずの部屋から物音がしました。
「出てきやがれ!ドロボー!」私は自らの恐怖を打ち消すように叫んで、扉を開けると。
犯人は例の窓から入って来た私の姉だった。
この弟にして、この姉ありです。