第27回目はグーニーズです。
*以降ネタバレ注意です。
1985年のアメリカ映画です。
グーニーズというチームを組んでいる少年たちの冒険物語である。
私も夢のある冒険がしたかったな。
グーニーズのように子供のころの友人はバラエティに富んでいた。
近所を流れる川で、冒険ごっご、探検ごっこはするが、本物の財宝には巡り合ったことはない。
自分でお宝を埋めて、在りかを示した謎満載の地図を自分で描き、仲間が探すという遊びだ。
お宝はビー玉とかショボくても、謎が解けたときとお宝を発見したときは、それはもう嬉しいものだ。
さて、映画の主人公マイキーの家の屋根裏には父親の骨董品のコレクションがあった。
そこで発見した海賊片目のウィリーが隠した宝の地図を信じて、宝探しにでかけるのだ。
マイキーの父親は借金があるらしく、地上げ屋が立ち退き要求をしている。
翌日までに借金を返済しなければならない。
しかし、お宝を発見できれば土地を奪われずに済むというわけだ。
今観ると、子供のテンションの高さとかに、ついていけない部分があるが、私は多分子供の頃はグーニーズに負けず劣らずの悪ガキだったと思う。
グーニーズの少年たちに懐かしさを覚える。
メカに強いやつ、物知り少年、大食いキャラなど、「あー、いたよなこういうヤツ」と遠い目をしてしまう。
地元で伝説の海賊ということで、地図から直ぐに場所を特定し割とトントン拍子で話は進む。
テンポが良い。
一方で、悪役のギャング一家が登場し財宝を巡って競争するのだが、ヤッターマンのドロンボー一味(ラピュタのドーラ一家でも可)のような連中で楽しませる。
子供向けのいわゆるジュブナイル映画というヤツなので、コメディタッチな演出が多めです。
果たして財宝をマイキーたちは財宝を手に入れることはできるでしょうか?
そして心の荒んだ私は法的に財宝が誰のものになるのか、取り分はいくらになるのか、気になってしょうがないです。
冒険の想い出がある、もしくは冒険に憧れていた人は観て面白いと思います。
お子様がいる人にも一緒に観るのがおススメかな(ちょっと下品な部分もあるので注意)
今でもシンディ・ローパーの歌う主題歌は冒険心をくすぐります。
ところでマイキーの父親借金の原因が屋根裏部屋の骨董品のコレクションのせいだったら、笑っちゃうな。