カズマの一期一映日記

映画の感想と雑談

未知との遭遇

第16回目は未知との遭遇です。

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出典eiga.com

 

*以降ネタバレ注意です。

 


UFOとコンタクトを取るという映画です。

 


その前に、今回は私の宇宙人やUFOの思い出について書いてみようと思います。 

 


File1 

 


中学生の頃のある日、

家の前で友人と話していてふと空を見上げると、光学迷彩された何かが頭上を横切って行った。 

 


真っ昼間だったので球形の輪郭がよく見えた。 

 


まるでプレデターのように屈折した光の球体だった。

 


友人はUFOだと言って追いかけ、

私も後に続いた。 

 


しかし、直線的に飛行するUFOを道なりに追いかけるのは無理があり、すぐに見失ってしまった。 

 


あれは何だったんだろうか。 

 


友人は未確認飛行物体なんだからUFOだと言っていた。 

 


確かに、未確認飛行物体だが、宇宙人が乗っているようなものかどうかはあやしい。

 


それから10数年後、その手の番組でまったく同じ物が透明型UFOとして紹介されていた。 

 


あれは一体、何だったんだろう。 

 


File2 

 


小学生の頃、宇宙人にさらわれる…… 夢を見た。 

 


内容は、最初はフワフワと空に浮かんでいる夢だった。 

 


しかし突然ビリッと電流がはしり、

驚いて目が覚めた。 

 


当然、自分の部屋だった。 

 


ただ、それだけの夢だった。 

 


しかし目が覚めた瞬間、

まばたきほどの一瞬、

左右にリトルグレイが一人ずつ、

正面に女のグレイが立っているのが見えた。 

 


脳裏に焼き付く感じで。 

 


女グレイは背が高く、髪が長い。 

 


私の夢はモノクロだが、髪の色は赤だった。 

 


私はクィーングレイと呼んでいる。 

 


いつかその手の番組でクィーングレイが

紹介されるんじゃないかとドキドキしている。 

 


クィーングレイが実在するとなれば、

もしかしたら、本当にさらわれた可能性があるかもしれないし。 

 


幸い時々、身体の中からピーピー鳴る以外は異常はないけど。 

 


恐ろしい夢だった。

 

 

 

 


さて、未知との遭遇の話だったっけ。

 


スティーブン・スピルバーグ監督作品です。

 


UFOに遭遇した頭のおかしな男が

更におかしくなり、家族に見放されてもなお、UFOにのめり込む。

 


という内容だった。

 


主人公がUFOに遭遇したことをキッカケに、奇行に走ったとも考えられるが、どう考えても最初から素質があったとしか考えられない。

 


同じくUFOに遭遇した女性は普通だったからだ。

 


UFOのデザインは斬新で、今観ても独創的である。

 


未知のものに対する恐怖が表現されており、わりとスリリングに感じる。

 


前半(あるいは最後まで)UFOの目的が分からないので、展開が読めず楽しめる。

 


空想的でありながら妙なリアリティがあって、面白い。

 


昔やってた矢追純一のUFO特番の再現ドラマの、もの凄く良くできた作品といった感じ。

 


宇宙人といえば殆どが侵略者だが、珍しく友好的。

 


その分、物足りないと思う人もいるかもしれない。

 


しかし、だからこそ唯一無二の作品となっているのだ。

 


この映画を観て未知との遭遇を体感してみてはいかがでしょうか。

 


ところで、作中にデビルズタワーと呼ばれる岩山が出て来るんだけど、実在の山で驚いた。