カズマの一期一映日記

映画の感想と雑談

シン・仮面ライダー

第278回目は「シン・仮面ライダー」です。

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出典 シン・仮面ライダー公式サイト

 

 

 

2023年の日本の特撮ヒーロー映画です。

 


本作は初代仮面ライダーのリメイク作品となっています。

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出典U-NEXT


初代仮面ライダーの放送は、私がまだ生まれる前の話でした。

 


私は夏休みなどに再放送で観たことがあるという感じです。

 


ちょうど私の子供の頃は仮面ライダー不在の時期だったのです。

 


仮面ライダー・ストロンガー」で一旦一区切りとなりまして、5年ほど空白の期間がありました。

 


私の頃は「仮面ライダー(通称スカイライダー)」の時代です。

 


つまり、私は第二世代の仮面ライダー世代というわけです。

 


作品としてはスカイライダー、スーパー1、ブラックなどが当たると思います。

 


どの仮面ライダーも、凄くカッコ良かったと記憶しています。

 


しかし、そうなってくると遡って、初期の仮面ライダーを見る気になれなかったという思いもありました。

 


やっぱり「古さ」を克服することができなかったのです。

 


そんな私にとって、初代仮面ライダーのリメイク作品は願ったり叶ったりの待望の作品だったわけです。

 


そして、リメイクとしては最高の出来と言っても過言ではないでしょう。

 


現代的なアレンジがされているものの、紛れもなく初代の仮面ライダーの再現でした。

 


仮面ライダーが好きな人も仮面ライダーを知らない人にも、是非一度観て欲しい作品になっています。

 


物語は、バイクとそれを追うトラックのカーチェイスから始まります。

 


秘密結社ショッカーから逃亡した本郷猛と緑川ルリ子はショッカーの怪人クモオーグに追われていました。

 


追い詰められた緑川ルリ子でしたが、本郷猛はバッタオーグに変身してクモオーグ達と戦います。

 


そして本郷猛は自らを「仮面ライダー」と名乗るのでした。

 


果たして、本郷猛と緑川ルリ子はショッカーの魔の手から、逃れることができるでしょうか?

 


そして、ショッカーの野望を打ち砕くことが出来るでしょうか?

 


是非一度観てみてください。

 


この映画は仮面ライダーとしては最高の出来だったと思います。

 


しかし、普通の映画としては評価は得られないかもしれません。

 


ほぼほぼ、戦ってばかりでストーリー性に乏しいと言われても反論のしようもないでしょう。

 


しかし、仮面ライダーの魅力を余すところなく見せつけてくれる映画でした。

 


仮面ライダーの原作漫画の設定も活かされておりライダーファンなら、満足のいく内容になっています。

 


仮面ライダーの力もやり過ぎなくらい表現されていました。

 


敵の怪人達のもデザインがカッコ良く、また個性的で凄く良かったと思います。

 


怪人を演じている俳優達の演技力によるところも大きいと感じました。

 


誰が演じているかは一応内緒にしておきます。

 


それぞれのバトルが見どころであるため、全編が見どころになってると言えなくもないです。

 


特筆すべきは、緑川ルリ子を演じた浜辺美波さんです。

 


本作の影の主人公と言っても良いでしょう。

 


話の中心人物であり、最も演技を要求されていたのではないでしょうか。

 


彼女がいなければ、物語は始まらない、終わらない、進まないといった感じです。

 


他で言うと、竹野内豊斎藤工が、脇役である政府関係の男役で出演していました。

 


そもそも、彼らを仮面ライダー役にすればもっとヒットしたのではないでしょうか。

 


役者の無駄使いですな。

 


ラストはマニアであればマニアであるほど感動する仕様になっています。

 


もちろん私も感動してしまいました。

 


あと、ロボット刑事Kが出演していました。

 


続編が作られる可能性があるそうですが、是非観てみたいものです。

 


因みに同じく初代仮面ライダーのリメイク作品「仮面ライダーFIRST」2005年作もお勧めなので、是非一度観てみてください。

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出典U-NEXT

 

続編の仮面ライダーNEXTもあるよ。

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出典 映画.com

 

 

 

 

 

 

 

ミュウの4回目のバースデー

今日はミュウの4回目の誕生日です。

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1年間の成長を写真で見ていただきたいと思います。

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キャットタワーもお気に入りになったにゃ。
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ベッドの上でくつろぐにゃ。
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僕は王子様だぞ!
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洗濯籠の中もお気に入りにゃ。
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マント被ったにゃ。
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オペラ座のクマにゃ。
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ハロウィンの衣装ニャ。
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なんちゃってにゃ。
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おい〜っすにゃ。
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今年もよろしくにゃ。

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ハッピーバースデー ミュウ

 

 

ネモフィラ祭り

ネモフィラ祭りに行ってまいりました。

 


写真を撮ってきたので、よかったら見てください。

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私の力量不足であまり良い写真は撮れませんでした。

 


一面真っ青なネモフィラを撮りたかったのですが、思うようにはいきませんでした。

 

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近寄って撮る分には充分綺麗な写真が撮れたと思います。

 


場所は言えませんが、ヌートリアの親子に遭遇しました。

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最初はちっさいカピバラが出てきたのかと思って、

メッチャビックリしました。

 


周りの人たちも

「ヌートバーだー」と言って騒いでいました。

 


ヌートバーは野球選手だよ

 


と、心の中でツッコミを入れながらかわいい親子を観察していました。

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今日はネモフィラ祭りに行ったはずが、すっかりヌートリア祭りになってしまいました。

 

ネモフィラをイメージしたソフトクリームを食べました。

 

ネモフィラ味というわけではなようですが、美味しかったです。

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最後に会場の近くに、卑猥な…奇妙な塔が立っていました。

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なかなかのインパクトがありました。

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おしまい

 

 

アップグレード

 

 

 

第277回目は「アップグレード」です。

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出典amazon.co.jp 


2018年のアメリカ・オーストラリア合作の近未来SF映画です。

 


皆さん、お久しぶりです。

 


お元気ですか?

 


私も元気なんですけど、すっかりブログが更新できなくなってしまいました。

 


頑張って年間50作品は紹介したいと思います。

 


さて、皆さんは電脳化という言葉をご存知でしょうか?

 


攻殻機動隊」でお馴染みかもしれませんが。

 


人間の脳とコンピュータを直接繋ぐ技術だと思ってください。

 


具体的にどういうことができるかというと

 


考えるだけでインターネットに接続したり

 


インターネットの画像が脳内で再生されたりします。

 


詳しくは「攻殻機動隊」を観てもらうのが1番手っ取り早いと思います。

 


そんなSFの世界がもうすぐ、実現しようとしています。

 


イーロン・マスクが脳埋め込みデバイスを発表しました。

 


つまり電脳化が可能だというのです。

 


あとは人体実験をするだけです。

 


問題はそこです。

 


おそらく、めちゃくちゃ危険な手術になるはずです。

 


イーロン・マスクは手術のデモンストレーションもして、安全性をアピールしていましたが。

 


私には信じられません。

 


きっと危険です。

 


とは言え、いずれは誰かが被験者となり、電脳化が実現されていくでしょう。

 


それが素晴らしい世界であることを祈っています。

 


さて、今回観た「アップグレード」はそんな電脳化の第一歩を描いたような作品です。

 


電脳化に興味のある方はぜひ、観てください。

 


物語はデジタル化が発達した近未来が舞台です。

 


主人公のグレイはアナログ自動車の整備士をしていました。

 


整備を終えた自動車をエロン・キーンに届けると、エロンはグレイ夫妻に最新の高性能AIチップ「STEM」を見せてくれました。

 


「STEM」は脊椎に取り付けると脳とAIがリンクして、身体を制御してくれたりします。

 


それから、エロンの家から帰宅する途中、グレイ夫妻は4人組に襲撃されてしまいます。

 


妻を殺され、グレイは首を損傷し、四肢麻痺となってしまいました。

 


寝たきりになってしまったグレイにエロンが「STEM」の装着手術を持ちかけます。

 


手術を受けたグレイは「STEM」によって身体のコントロールを取り戻します。

 


そして、妻の復讐に乗り出します。

 


果たして、グレイの復讐は成功するのでしょうか?

 


黒幕の正体は?

 


是非、観てください。

 


素晴らしい作品でした。

 


私は人工知能ものが好きなのですが、最後まで完璧な作品です。

 


この作品の段階では脳(脊椎)にAIを取り付けるということなので、厳密にには電脳化とは言えないかもしれません。

 


しかし、電脳化社会のエピソード0を描いた作品と言っても良いでしょう。

 


この作品の未来が「マトリックス」に繋がると言っても不自然ではありません。

 


「STEM」によって身体のコントロールが超人的になったり、映像的な魅力が

満載です。

 


AIの思考と人間のやり取りも秀逸です。

 


そして、最後の最後まで楽しませてくれます。

 


正直なところオチが読める内容だと舐めていましたが、ガッツリ裏切られました。

 


かなりハードボイルドで、感動というか感心しました。

 


もうすぐこんな世界が実現するかもしれないので、是非観ておいてください。

 


私は電脳化には凄く期待しています。

 


身体の動かせない人や、耳の聞こえない人、目の見えない人が、機械的に回復するというのです。

 


いろいろ問題もあるとは思いますが、是非ともイーロン・マスクさんには頑張って欲しいと思います。

 


そして、できるだけ安く提供して欲しいですね。

 


そして、多くの人が救われることを祈っています。

 

 

 

 

 

北斗の拳

 

 

 

第276回目は「北斗の拳」です。

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出典Amazon.co.jp

 


1986年の日本のアニメ映画です。

 


*以降ネタバレ注意です。

 


皆さん、ご無沙汰しております。

 


1ヶ月以上、更新が滞っておりました。

 


2月には前半に資格試験があり、後半は交通事故にあったりしまして、日記を書く気になれませんでした。

 


幸いにも資格試験には合格しました。

 


交通事故の方も命に別状はありません。

 


我が家の車に後ろから追突されまして、車はオシャカになりましたけどね。

 


ただいま、夫婦そろってリハビリ中でございます。

 


いやはや、皆さんも事故には気をつけてください。

 


さて、嫌なことは忘れて映画でも観ましょうかね。

 


そんなこんなで、鑑賞したのは「劇場版 

北斗の拳」です。

 


北斗の拳と言えば、私が小学生の時に非常に流行っておりました。

 


私も北斗の拳が大好きで、よく友人のワダン君と北斗の拳ごっこを興じていました。

 


ワダン君は私カズマをワシンと呼んでいました。

 


なぜならば「その方が北斗の拳っぽいからだ!」

 


とワダン君は言いました。

 


因みにワダン君はカズオという名前でした。

 


ある日、友人たちとたむろしていると、突然ワダン君が言いました。

 


北斗の拳で言えば、俺はレイ!」

 


友人たちは皆んなカチンときていました。

 


「ふざけるなぁ!」

 


それもそのはず、レイは北斗の拳の中でも美形でカッコいい人気キャラだったのです。

 


誰もワダン君をレイとは認めませんでした。

 


「俺の名前を言ってみろぉ〜!」

そう言ってワダン君は攻撃を繰り出してきました。

 


「ジャギだ!ジャギが出たぞ!」

友人たちは逃げ惑いました。

 


「この速い攻撃がかわせるかー!」

すっかりジャギのセリフで私に向かってワダン君は攻撃してきました。

 


私はワダン君の突きを片腕で挟んで受け止めました。

 


「踏み込みが甘いぞ!」

 


それは主人公ケンシロウがレイにかけた言葉であり、私とワダン君はそのシーンを完全に再現してしまったのです。

 


しかし、それが全ての過ちの始まりでした。

 


それ以来、私はワダン君に命を狙われる身となったのです。

 


「俺は胸に7つの傷の男を捜している」

ワダン君がそう言い出したら、それは戦いの合図です。

 


「知らんな」

私は毎回とぼけた答えを返します。

 


「その身体、調べさせてもらおう!しゃおーうぉーう!」

南斗水鳥拳の構えをとるワダン君。

 


「ほあたー!北斗壊骨拳!お前はもう死んでいる!」

私はまだ構えをとっている最中のワダン君に、お構いなしに人差し指でワダン君の額の秘孔を突いた。

 


ひでぶーーーーーーーーーーー!」

皆さんの想像の5倍くらいの声量のワダン君の叫びが学校に、こだましていました。

 


そんなことを毎日の様に全力で繰り返していました。

 


あまりに全力で再現していたので、時には外野から拍手を貰うこともありました。

 


それほど私は北斗の拳が大好きだったのです。

 


そんなこんなで、劇場まで友人と観に行ったことは良い思い出となっています。

 


さて、物語は

 


「199X年世界は核の炎に包まれた」

 


核戦争後、世界は暴力が支配する時代となっていました。

 


一子相伝暗殺拳北斗神拳」の伝承者ケンシロウは恋人のユリアと共に、幸せに暮らそうとしていました。

 


ところが、ケンシロウの親友である南斗聖拳のシンが、暴力によってユリアを奪ってしまいます。

 


一方、ケンシロウの敗北を知ったラオウ世紀末覇者拳王を名乗り、世界征服を目指します。

 


果たしてケンシロウはシンからユリアを取り戻せるのでしょうか?

 


ケンシロウラオウの野望を打ち砕くことがで飽きるでしょうか?

 


是非、観てみてください。

 


子供の頃、映画館で私は感動してしまいました。

 


この映画は非常によく出来ており、また非常良くない作品でもあります。

 


まず、悪いところから話したいと思います。

 


とにかく、画質が悪いです。

 


まるで、VHSかっていうくらい画質が悪いです。

 


もしかしたら、あまり気にならないかもしれませんが、一度気になるともうどうしようもありません。

 


デジタルリマスター希望です。

 


次に、無駄なシーンが多いです。

 


110分しかないのに、無駄が多いため省略された原作の良いシーンが削られてしまっています。

 


非常に残念な思いです。

 


しかしここからは良い点ですが、短い時間にも関わらず、原作漫画の8巻分(テレビアニメなら50話分)のエピソードをムギューっと凝縮した内容になっています。

 


このボリューム感は素晴らしいと思います。

 


ストーリーの展開も原作とは順序が前後したりして、味わい深いものになっていると感じました。

 


あと、演出が良い意味で過剰過ぎます。

 


あまりに過剰過ぎて笑いが漏れるほどでした。

 


テレビシリーズでは抑え気味になっていた残酷描写も映画ということで、過激な描写になっています。

 


これには原作者の武論尊原哲夫はあまり良い顔はしなかったと伝えられています。

 


私はあまり気にならなかったですけどね。

 


とにかく、迫力のある作品に仕上がっています。

 


欲を言えば無駄なシーンを削って、ラオウVSリュウケンのシーン、ケンシロウVSジャギのシーンを充実させて欲しかった気がします。

 


そしてレイの活躍するシーンが少ないので、上映時間を10分増やしてレイVSユダのシーンを追加して欲しかったですね。

 


それでこの映画は完璧になり、伝説の映画になったことでしょう。

 


とは言え、私はこの映画でかなり感動したのでありました。

 


特にケンシロウVSシンの戦いは衝撃的でした。

 


そして、ケンシロウVSラオウの戦いも手に汗握る展開でした。

 


結末は賛否両論あるかもしれませんが、素晴らしい作品でした。

 


不満があるとすれば、ケンシロウが徒歩で移動するのですが、もう少し急いで歩いてくれれば、多くの悲劇が回避できたのではないかというところです。

 


サクッと北斗の拳を堪能したい人にお勧めです。

 


北斗の拳を知らない人にも是非、観て欲しいです。

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出典U-NEXT

 

 

 

 

 

ドラキュラ

 

 

 

第275回目は「ドラキュラ」です。

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出典Amazon.co.jp 


1992年のアメリカ・イギリス・ルーマニア合作のホラー映画です。

 


*以降ネタバレ注意です。

 


私はヴァンパイアものの映画が好きなのです。

 


ヴァンパイアの元祖といえば、やはりドラキュラでしょう。

 


厳密に言えば、ヴァンパイア自体はもっと昔から伝承として伝えられてきたので、元祖とは言えないですけど。

 


作品としてヴァンパイアのイメージを決定づけたのはブラム・ストーカー原作のドラキュラに他なりません。

 


私にとっては、子供の頃に見たアニメ「闇の帝王吸血鬼ドラキュラ」が最初でした。

 


ただし、内容は全く記憶にありません。

 


その後、アニメ「怪物くん」でドラキュラ、フランケン、オオカミ男が登場し、親しみが湧くようになりました。

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あと、ゲームでは「悪魔城ドラキュラ」なんていうのもありました。

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出典 駿河


この様にヴァンパイア=ドラキュラという構図は長い間、受け継がれてきたのです。

 


中にはドラキュラがヴァンパイアの始祖であるとする作品もあり、私もすっかりその様にインプットされていたのであります。

 


最近ではヴァンパイアも多種多様になりまして、ドラキュラの名前も聞かなくなってきました。

 


私としては寂しい気もします。

 


さて、今回の「ドラキュラ」はブラム・ストーカーの原作にかなり忠実に実写化されたそうです。

 


私は原作を読んだことはありませんけど。

 


なかなかに見応えのある作品となっていました。

 


物語は1462年のルーマニアトランシルバニアから始まります。

 


トランシルバニア城の城主ドラクルはトルコ軍との戦争に出征していました。

 


そして、城に残されたドラクルの最愛の妻エリザベータのもとにドラクルの訃報がもたされます。

 


しかし、それは誤報でありドラクルは生きて帰ってきました。

 


ところが、エリザベータ誤報を信じて自殺した後でした。

 


司祭から自殺した者の魂は神に救われないと聞かされたドラクルは神を呪ってしまいます。

 


時は流れて1897年。

 


イギリスに住む弁護士ジョナサンはドラキュラ伯爵からの依頼で、ルーマニアトランシルバニア城に向かいました。

 


ドラキュラ伯爵がイギリスの土地を購入する手続きのためでした。

 


ドラキュラ伯爵はジョナサンの持つ婚約者ミナの写真を見つけます。

 


ミナはドラキュラ伯爵の亡き妻に瓜二つでした。

 


そしてドラキュラ伯爵はジョナサンからミナを奪いとることにしました。

 

 

 

果たして、ジョナサンとミナの運命は?

 


ドラキュラ伯爵の正体とは?

 


是非、観てみてください。

 


ヴァンパイアものが好きな人は必見です。

 


実に妖しく美しい映像でした。

 


ヴァンパイアの不気味さが見事に映像化されています。

 


ドラキュラはコウモリ、オオカミ、ネズミなどに変身できると聞いていましたが、そのあたりも見事でした。

 


ドラキュラの力が堪能できて満足です。

 


ストーリー面では若干、ドラキュラに同情的になってしまいました。

 


見方によってはドラキュラとミナのラブストーリーと見れなくもないのですが。

 


ちょっとドラキュラを応援したくなってしまいました。

 


どちらかというと人間の味方のヴァン・ヘルシング教授の方が恐ろしく感じました。

 


ジョナサンにはドラキュラ伯爵が美女ヴァンパイア3人を当てがったので、ミアを譲ってくれても良かったのではないでしょうか。

 


その気になれば、ドラキュラ伯爵はジョナサンを殺すことだってできたのに。

 


ひょっとしたらドラキュラ伯爵は案外良いヤツなのではないでしょうか。

 


とは言え、ヴァンパイアなので人間を捕食しているので、やはり見逃すわけにはいかないでしょうか。

 


ひょっとしたらミアを手に入れたら改心して、血を吸わずにトマトジュースで我慢する様になったかもしれません。

 


残念なことです。

 


モンスターホラー映画としてではなく、恋愛映画として観てみてはいかがでしょうか。

 


ヴァンパイアものが好きな人にはオススメです。

 


因みに私は「悪魔城ドラキュラ」の主人公シモン・ベルモンド(桜玉吉 画)に似ていると言われていました。

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仮面ライダーBLACK SUN

 

 

 

第274回目は「仮面ライダーBLACK SUN」です。

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2022年の日本の特撮ドラマです。

 


本作は1987年放送の「仮面ライダーBLACK」のリメイク作品となっています。

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仮面ライダーBLACK」の放送時、私は中学生でしたが、かなりハマっていました。

 


その当時ではめっぽうカッコいい仮面ライダーでした。

 


仮面ライダーBLACK(ブラックサン)とライバルのシャドームーンの存在が設定として新しかったのです。

 


敵の組織であるゴルゴムや、中ボスの三神官、ラスボスの創世王というワードもカッコ良かったです。

 


ブラックサンとシャドームーンは世紀王と呼ばれ、戦いあって次期創世王となるという設定が作品を盛り上げる設定になっていました。

 


BLACKのスーツもカッコよかったのです。

 


それまでの仮面ライダーのジャージ感がなく全身がプロテクターのようでした。

 


全てがカッコいい仮面ライダーです。

 


せいぜいバイクの「バトルホッパーがダサいくらいです。

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まあ、バトルホッパーも後半には愛着が湧いてきましたけどね。

 


機会があれば一度観てみてください。

 


さて今回の「仮面ライダーBLACK SUN」ですが、私はかなり面白かったです。

 


予想では石ノ森章太郎の原作漫画に寄せるのではないかと思われていましたが、オリジナルストーリーでした。

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しかし、なかなか深い作品となっています。

 


仮面ライダーの変身シーンでこれほど感動したことはありません。

 


仮面ライダーファンは是非、観てください。

 


物語は2022年、世界は怪人と人間が共存する世界になっていました。

 


怪人が普通に街を歩き、学校に通ったり結婚したりしています。

 


しかし、怪人差別が激しく怪人たちは肩身の狭い思いをしていました。

 


ある日、人間の和泉葵は国連で人間と怪人の平等を訴えるスピーチをしていました。

 


しかし、そのスピーチが元で命を狙われることになりました。

 


一方、怪人である南光太郎は荒みきって、世捨て人のような生活を送っていました。

 


そんな光太郎のもとに和泉葵殺害の依頼が届きます。

 


しかし、光太郎は葵の持つネックレスを見て殺害をためらいました。

 


ネックレスと光太郎の接触は、ゴルゴム党に囚われていた秋月信彦に伝わりました。

 


ゴルゴムを脱走した伸彦は光太郎の元に向かいます。

 


光太郎と信彦は幼い頃に、両親によって怪人にされた幼馴染です。

 


光太郎はブラックサン、信彦はシャドームーンと呼ばれるバッタ怪人でした。

 


2人は50年前の因縁とゴルゴムとの決着をつける為に戦いに身を投じていきます。

 


果たして光太郎と信彦、そして葵の運命は?

 


是非、観てください。

 


私は結構、感動しました。

 


もう既に3周観ています。

 


今作は世界征服などというスケールの大きな話ではありません。

 


テーマとしては身近な差別を扱った内容となっています。

 


人間より怪人の方が優れていそうなのに、怪人は人間に差別されているのです。

 


怪人と人間が共存しているのにも驚きですが、怪人が弱いことに更に驚きました。

 


冒頭にハエ怪人が出てきますが、警察官にいとも簡単に射殺されてしまいます。

 


この世界観を受け入れるのには少し時間がかかりました。

 


差別の内容はかなりハードになっています。

 


これまでの仮面ライダー作品とは一線を画す作品であると思います。

 


仮面ライダーの見た目も、まさにバッタ怪人という感じです。

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正義のヒーローという感じではありません。

 


戦いかたも華麗なキックやパンチではなく、ボコボコに殴り合う喧嘩戦法(噛みつき攻撃あり)です。

 


そこがまた生々しさがあってよかったと思います。

 


ストーリーは2022年を軸に進みますが、1972年、2002年の出来事を随所に織り交ぜながら進んでいきます。

 


おもに1972年はゴルゴム党の結成がメインで描かれています。

 


この作り方も非常に良かったと思います。

 


50年の因縁が交錯するストーリーに引き込まれました。

 


全10話なので、一気に観てしまいました。

 


ストーリー、ヴィジュアル、音楽のどれを取っても良くできていると感じました。

 


正直なところかなり感動してしまいました。

 


やっぱり友達同士争うのは悲しいことですね。

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リメイクでありながら、斬新な仮面ライダーなので、是非観て欲しいです。

 


私としては好きな作品ではありますが、ツッコミどころもたくさんあります。

 


まずは、そもそもこの戦いが無意味であること。

 


冷静に考えれば、戦いを避けて50年ほど海外に旅行に出掛けていれば、自然に解決したはずです。

 


よくよく考えれば殴り合う前にもっと話し合えば、解決した問題だったように思います。

 


何も血を流す必要はなかったのではないでしょうか?

 


結局のところ最終的に勝つのは暴力であるという結論に、至っているところは悲しい結末であるとしか言いようがありません。

 


現実でも差別をなくすには暴力しかないと訴えているような気がします。

 


かなり問題作です。

 


しかし、それだけに観る価値があると私は思います。

 


この鑑賞後のモヤモヤ感は意義のあるモヤモヤだと思います。

 


ブラックサンとシャドームーン、そしてゴルゴムの皆さんが、仲良くできる未来を放棄してしまったことが悲しすぎます。

 


皆さんにも是非、このモヤモヤを味わって欲しいと思います。

 


仮面ライダーファンは必見です。

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